●勉強会参加者の声

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■あき@相模 2007.04.21
何から話せばいいのか。なにしろ、すべてが“目からウロコ”だったのですから。
 たとえば目線。自分ではできているつもりでしたが……。辻先生の『指さし目線矯正』に従って走りながら、思わず『お〜っ、なるほどー!』と呟いてしまいました。
 ある休憩時間に辻先生が『特定の練習コースでは的確に目線を送れるけど、公道の峠道ではうまくできない人がいます。その理由は、公道にはパイロンがないから』という話をされました。誰が、というのではなく軽い話題として話されたのでしょうが、私には笑えませんでした。そう、練習コースでパイロンを追うことには慣れていたものの、一般道では当然のごとくパイロンなんてありません。だから目標がなく目線が定まらない、それは私……。
 実際はもっと連続して走行ラインを捉えるべきなんだろうけど、まずはその手前の基本をマスターしよう。すぐに完璧とはいかないまでも意識して……。
 と思って走っていると、辻先生いわく『目線を送ろうと努力しているのは分かるけど……』。ドキッとすると同時に『ああ、見ていただいているんだ』という安心感で、なんというか励みになって、またヤル気が出ました。
 その他、グリップの握り方、上半身の姿勢、リヤブレーキの使い方、体重移動……。知っていたはずなのに! ということの連続でした。得ることが多過ぎてもう……と思っていた矢先に辻先生いわく『もうお腹いっぱい、という顔をしていますね』。またもや図星でドッキリでした。
 ところで、レクチャーが行われる場所から次のレクチャーポイントまでは、基本的に各自が自由に走っていくのですが、ある場所でほかの参加者諸氏のペースにつられ、ついつい自分としてはかなりのハイペースで走っていました。するとその後、辻先生に『いつもは、あんなに速いペースで走ってないでしょ?』と言われてしまいました。これまた図星で、よく見ていらっしゃるのだなぁ〜、と感心してしまいました。それからは、落ち着いて自分のいつものペースで、リラックスして考えながら走ることができました。
 教えていただいたことは一応、意識の中にはインプットされました。それらを整理してアウトプットするには、かなり時間がかかりそうです。地道にやっていきたいと思いっています


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■Katana 2007.03.24
古今東西のライテク論で頭がゴチャゴチャになっていたのを、勉強会はすっきりさせてくれました。不必要な情報は自然と抜け落ち、足りないピースはつじさんのヒントを当てはめ、ライテクのジグソーパズルはおおよその形を現してくれました。
 ずっと前から「ベストライディングの探求」を読んで、試して、工夫して、試して、行間に意味を探すつもりでつじさんに師事してきたつもりなのに、じつは解かってないことが多かった。根○さんや八○さんに浮気もしたが。
 ライテクというのは関連性が大事で、すべてが繋がって、流れが誕生するように感じました。もちろん勉強会の2日間だけで技術は完成はしませんし、教えてもらった内容はできないことだらけ(簡単にできたら興味をなくしそうにも思いますが)。それでも、山登りで視界の悪い森林帯を抜け稜線に出たら頂上が見えた、そのような気持ちでした。
 勉強会で後押ししてもらったので、これからは目に見える頂上に向かって、ゆっくり進んで行くつもりです。頂上が見えているのに、なかなか近づかないってのも楽しめそう。
 直接的なライテクに関しての収穫はもちろん山ほどありました。けれどとくに大きな収穫は、バイクが発する声が聞けた気がして興奮したこと。今まで、バイクで昂ぶるのは20年伴にした『刀改』でのライドだけで、それもほんとに稀に刀が意志を持ったかのように山を駆け抜けるその瞬間だけだった。自分が操作しているのか、オカルトチックに機械に意志が芽生えたのか解からなく感じる高揚感。その刀での昂ぶりに限りなく近いものを今回感じられた。おかげでバイクに対する考え方も乗り方も少し変わりました。
 参加したバイクは刀ではなく、カミさんの小旧いVT250スパーダ。まずは基本に戻ろうとあえて愛車ではなく軽いやつにしたのだが、そのスパーダの声が聞けたことが何より楽しかった。捨ててしまおうと思っていた小旧いバイクだけど、カミさんの雨ざらしをレストアして1年。雨の中で僕に語りかけてくれた。この2日間で3回ほどタコメーターが動かなかったが、もう手離せないと感じました。
 勉強会のコンセプトが良い。公道で初めての道でもリスクをできるだけ減らしつつライディングを楽しみたい自分にはピッタシ。公道で、十分安全を考慮して指導してもらえ、速さより重要ないくつもの考え方を教えてもらいました。オーリンズのフロントサスでも付けなきゃ上手くなれない、と思っていた僕としては低料金で、2日間にわたって色々な考え方を教えてもらい(飲みながらも!)大儲けでした。篤い志で一人でも多くのライダーに伝えようとしている『つじ・つかさ』という漢に教えてもらったことが、自分の人生の中で誇りに思えます


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■マコチン 2006.10.21〜
私のバイクはホンダの“ワルキューレ・ルーン”です。かっこ良くて買いました。本当に一目惚れです。
 ですが、その実態はガソリン満タンで400kg近くなる車重、小回りの利かない長いホイールベース。傾きの角度が一定を超えて止まると、足をベタッと付いて踏ん張ったって必死の抵抗も虚しく、ゆっくりと地面に向かって倒れていく。そういうバイクです。
 自分は、峠道を速く走るためではなく、低速で安定した運転ができたらと、勉強会に参加しました。あの奇麗なルーンを、立ちゴケで傷つけたくなかったからです。少なくとも自分の下手さで、ルーンまでかっこ悪く見えるのは嫌でした。
 そして、まずUターンに革命が起きました。ハンドルをフルロックまで切って発進したら絶対に倒れる、と思っていたバイクが、ちゃんと倒れずに走るのです。それまでは立ちゴケの連続から、自分で勝手に『ルーンにはできないことだ』と決めつけていたのでしたが、できるのです。もちろん練習ではふらふらヨチヨチの情けない姿でしたが、つじさんは、できるまで教えてくれました。そしてルーンも『できる子だ』という事実が判明したのです。本当に嬉しかった。
 革命はまだまだ続きます。ルーンのように巨大な重たいクルーザーで峠道を楽しく走るなんて、誰が想像できたでしょう。それが、つじさんの教えのとうりに目線を送っていくだけで、なんとも楽しくコーナーを駆け抜けて行けるではありませんか!
 峠道の登りは1832ccの底力でどんどんと。下りの峠道もつじさんの注意に従えば、重さを気にせずクィーーッと走っていきます。大きく重たいルーンがどんどん『できる子』になっていったのです。勉強会は自分のバイクの素晴らしさに気付かせてくれ、バイクの本当の楽しさも教えてくれました。
 そうです。『バイクは楽しい』のです。
 危ない走りになれば、つじさんはちゃんと注意してくれます。そして気付けば、どっぷりバイクの世界へ引き込まれていました。以後も2度目、3度目の勉強会に出席し、もっと上手にルーンを操る術を模索しています。いただいた『3つのお土産』をもとに、いろんな技術を憶えれば憶えるほど、新たな楽しさが増え、更にバイクを知ろうと勉強できます。
『400kgもあるバイクで峠を?』なんて疑問を持ったあなた。もしくは同じような悩みを持っているあなた、ぜひ一度勉強会へ


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■Miki 2004.08.28〜
バイクに乗り始めて半年。ライテク関係の本や雑誌を読んで、自分なりに色々と試してみたのですが、自分がバイクにうまく乗れているのかどうか、イマイチ分からない状態でした。
 で、勉強会を受講。2日間の日程を終えてみて一番感じたことは、今までよりもリラックスしてバイクに乗れるようになったな、でした。楽なんです。だからといって遅いわけでもなく、逆に今までよりもけっこう速いペースで走っている。それでも余分な力が抜けているからか、よりスムーズに走れて、怖い思いもしなくなった。そんな実感がありました。
 つじさんが言っていたとおり、教わった一つ一つの事柄は、よく本などに書いてあるものなのですけどねぇ。やっぱり本を読むのと直接教わるのは全然違います。勉強会は、ナイフ(ライテク)を少し切れるようにしてくれて、またそのナイフをさらに切れるように研ぐ砥石もプレゼントしてくれた。それがよく分かりました。
 なので、これからはその砥石を使って、ナイフがもっと切れるように工夫しながら研いでみようかな、と考え始めているところ。その少しは切れるようになったであろうナイフを使って、また勉強会を受けたり、SALIDAのイベントに参加してみたいなと思っています


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■えぬえす 2006.07.22〜
某氏から「一度行ってみな、世界が変わるから」と言われ、勉強会の存在自体は以前から知っていました。そんなおり、たまたまメーリングリスト仲間で勉強会のことが話題となり、この機会を活かすべく参加したのです。その正直な感想は……。
 大きな感動とカルチャーショック。一方で「なぜもっと早く参加しなかったんだ」との後悔。その両方が“ないまぜ”の何だか複雑な気持ちです。
 つじさんの著書【ベストライディングの探求】は、改訂版以前の書も持っているほどで、そこで説明されている内容は自分なりに理解しているつもり(!)でした。が、その自信は見事に崩壊していったのでした。
 たとえばUターン。自宅に停めるときUターンして入れることも多いし一般レベルよりちょい上程度、と思っていましたが実際は全然ダメ! 自分でもやや問題アリと感じていたハンドルの取り扱い方などさらに強烈。指摘&指導されたとき、外見上は平静を装いつつも心の中で「だからっ、ちゃんと本に書いてあったとおりだろぉっっっ」と自分に対して非難ゴウゴウだったのであります。荷重移動やブレーキングも同様でした。
 すべては、つじさんの本にシッカリ載っていていた。著書で説明されていることが次々と出て来るのですが、今までその内容を、何故にコレほどまで間違えて解釈していたんだ、という感動と後悔の連続でした。自分ひとりで解っていたつもりでいたものとは、まるで違うんだから。
“解っているつもり”とは、本当に恐ろしいものです。
 そして、具体的に一つひとつ指導を受けていくと、バイクの挙動がみるみる変わる。自分もバイクの活き活きとした動きを感じ取れるようになる。走りが全然違っていく。グングン曲がる。下りコーナーも怖くない。ウエット路面ですらこんなに楽しく走れるなんてっ!
「バイクは本来こんなにも活き活きと動きまわれるのに、あぁ俺って、それをトコトン邪魔してたんだなぁ」と、今のVFRやこれまで乗ってきたバイク達に謝りたくなりました。勉強会に参加した2日間はずっと充実感いっぱいで、解散時刻が近づくと寂しくなったほどです。
 といったわけで、翌月も引き続き参加。まさか連続参加しようとは、自分でも想像すらしませんでしたが(笑)。2回目も、また驚きがありました。指導内容は1回目と同じはずなのに、自分の中に入ってくるものが、また違っているのです。本当に驚きです。勉強会ACTの受講資格が、通常の勉強会に2回以上参加となっているのも、実感を持って納得しました。
 伊豆の素晴らしい風景とワインディング、美味しい料理。そんな環境で聞く“つじ和尚”の説法に新たな発見を求め、あるいは自分のライディングの定期点検として、今後も勉強会や勉強会ACTに参加するつもりです


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■PUNK 2003.07.12〜
勉強会なるものへの当初の目的【その瞬間を楽しむ】は、自分としてはかなり高い純度で達成できた。インストラクションでライテクが向上することは楽しかった。自分で走り方を発見するほうが、そりゃ興奮する。でも自分でやってたんじゃ解らなかったと思えるテクニックを、短時間でいくつも学んだってのは良かった。人から学ぶ、面と向かうってのは緊張も集中もしたし、新鮮で楽しかった。走ること自体も単純に楽しめた。
 勉強会の次の日は仕事中、何度も頭の中に”荷重”やら”速度の把握”やら”視線”が出てきて、じつに困った。こんなのは初めてエンデューロに出たとき以来。ものすごく刺激的だったことの表れだと思う。「極度の緊張と興奮」や「疲れ切ってハイになっちゃう」のとは別の刺激だった。
 勉強会のコンセプトが良かった。公道でリスクをできるだけ減らしつつライディングを楽しみたい自分にはピッタシ。ばっちり。雨の中でもライディングを楽しめるようになった。目線を意識することで行きたいラインをなぞれるようになった。走りながらの”指差し目線矯正”はコーナリングのリズムが解ってとても良かった。事故を起こさないために何をすればいいか、その知識を数多く学んだ。それがライテクに結びついているのが嬉しかった。
 走って休んで考えて、教わって走って……。ツーリング全体のリズムが良かった。当日は「もちっとガンガン走りたい」とも感じたけど、今考えると"冷静に、疲れず、良く吸収できる"いいペースだったと思う。また、昼食後のダレてくる時間帯には渇(怖くも痛くも無いのでご安心を)を入れたりして、かなり細かく受講者を観察してアドリブ的に対応していたように感じた。教わったすべてをその場でできるようになったわけではないけれど、あのペース配分と的確なアドバイスのおかげで”これから自分は何を習得すべきか”はほとんど忘れていないと思う。
 コロコロ変わる天候にも動じないコース選択肢の広さはサスガ。パッと見ると主催者が準備したのはちっこいコース図だけのように思えても、長年のインストラクション経験と下準備、んで「伝えるんだ」という意思がないと、あんなふうにはならないと思う。
 それと。
 一緒に受講した人たち、自分の生活範囲にいない職種や人生を持ったの人たちとの会話は刺激になった。みんな人当たりが良くて、宿でも楽しかった。宿も良かった。飯はGoodっすよ。量が多すぎて食べ切れなかったのが残念!
 見かけはあっさりツルンと、準備と効果はばっちりギンギラな勉強会。って感じかな。文句のひとつも書かないとなんだか嘘っぽいなぁ〜。関係ないけど、西風という人が書いたSEX MACHINEというバイク漫画(リイド社新刊)は結構笑えます。やっぱ関係ないか


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■Sally 2003.05.10
勉強会に参加しようかどうか、悩んでいました。ぜひぜひ参加したい。けれど、こういうライテク教室に参加するのは、自分の走り方をすでに持っているベテランで、腕自慢の方々が多いのでは……。私のような、漫然とバイクに乗っている(乗せられている)だけの人間が、混じってしまっていいんだろうか???
 でも、私はバイクを自在に操る楽しさを身につけたいっ! コーナーを恐怖心なく気持ちよく駆け抜けたいっ! 取りまわしなども含め、自分のバイクともっと仲良くなりたいっ! 結局は、そんな思いが勝って参加を決意しました。
 現在のZRX1200Rに乗り換えて1年ですが、このバイクを自分の手足のように扱えたと思えたことが一度もなく、せっかくのバイクの性能を活かせていないことは感じていた。もっと小排気量のバイクに乗り換えたほうがいいのか、とも思ってきました。
 自分の恐怖心の出どころは、自分を、そして自分のバイクを信じていないこと。というか、理解していないからだったのではないか。自分のバイクの性能をまったく活かせていない……。そうは解っても、いったい何をどうしたらよいかが、解りませんでした。
 ブレーキの練習で、辻さんのリヤシートに乗せていただいたときの衝撃! バイクの持っている能力が100とすれば、今まで自分が使ってたのは、その1にも(もっとか?)満たなかった。改めて感じました。そしてむしろ逆に、自分はバイクの足を引っ張るというか、マイナスの仕事をしていた。だから、今までは怖かったんだ。改めて気づきました。
 すごく苦手だった下りのヘアピンも、辻さんの後について走ってみたら、なんだか夢中であっという間に下っていた。その間、怖いなんてツユほどにも感じなかった! あんなに短時間でこの変化! びっくりです。
 できていないことが多かった私には 今回いただいたヒントがいっぱいありすぎて、全部同時にやろうとすると頭と体が混乱してしまいます。けれど、そんなときはまた、初めからひとつひとつ確認し直して、自分ができることを増やしていきたい。
 辻さんから最後にもらった『お土産』を大事にして、これから先のバイクライフで振り返るべき原点として、さらに前進していきたいと思います。悩んだけれど、やっぱり参加してよかった!!!
 話は全然違うんですけれど、福島県に7年も住んでいながら、磐梯吾妻スカイラインの『つばくろ谷』というナイススポットや、裏磐梯のスケールの大きな絶景など、新鮮に楽しめました。コース設定がgood。温泉もです。なんで辻さん……? もっと勉強しておきます


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■かかし 2003.09.06〜
参加申し込みする前の心境。それは「う〜ん、この歳になってバイクの勉強……」と複雑なものでした。
 心の平安にさざ波を立てるようなことはしたくない、という自己防衛本能が「やめておけ」とささやく。一方で、「でも、オマエもっと上手になりたいだろ?」と、普段はヒマそうにあくびこいている自己向上意欲が珍しく正論を吐く。やがては自己向上意欲が、なおぐずる自己愛を沈黙させ、勉強会の締め切り間際ぎりぎりセーフの参加申し込みとなったのでありました。
 そして受けたインストラクション。
○荷重?できている(はず)→できていないことがわかる
○視線?できている(はず)→できていないことがわかる
○減速?できてないはずだ →やっぱりできていないことがわかる
……とまあこんな具合で、レッスンを受けるたびに自己愛がささやいたのです。「ほ〜ら、やっぱり来なけりゃよかったろう」。
 緊張して、どこかよそよそしいライディングをする自分に腹を立てても、もう後戻りはできない。レッスンが進むたびに自尊心がひとまわり痩せ細るナサケナイ状態。おまけにUターンの練習中、なんでもないところでエンストして立ちゴケ。自尊心も自己愛もほぼ命脈つきたころに、しかし女神はやってきて微笑んだのだった。それも、一番苦手意識のある下り坂のコーナリングで。
「あらぁ、曲がれるじゃん!」。
 いただいた注意点を意識して走ると、できたんです。ハンマーを持って私の心の鎧をぶち壊していた悪魔の(ウソウソ)辻さんが、女神にヘンシンした瞬間でした。嬉しくて、それまでのしょぼくれた負け犬は、急にオオカミに変身です。
 それからは「やればできる」気がして、一つ一つのレッスンが楽しいものに変わっていったのでした。女神はそのあとちょくちょく微笑んでくれて、疲れているはずの2日めのライディングが、まったく疲れません。人間というのはつくずくゲンキンなものです。そしてかわいいものです。
 最後の走りが終わったところで「走り方がよくなりましたねえ」と言われたときには、ついに辻女神さんの頭に後光を見たのでありました。(あれ?本当に光っていたんでしょうか?)
 そのようにして、辻さんからいただいたたくさんの宝の中で、私にとって一番となったのは、じつはテクニックそのものではありません。
 センサーです。
 自分が今どのようにバイクを操作しているのかを感じ取るセンサーです。「あ、今確かに自分はステアリングをちょっと押した」とか「体重がうまくかかっていない」とか。そういう自分をチェックするセンサーを身体じゅうのあちこちに取り付けてもらった気がします。これがあれば、日常の走りの中で、たとえば近所の路地の角を曲がるときにも練習できるじゃあないですか。これって一番のトクですよゼッタイ!
 というわけで、私の自己防衛本能も、自己向上意欲も、自己愛も、自尊心も、みんな満足した2日間でした。いつかまた私は辻さんの頭の後光を見たくて、勉強会に参加することになるのでしょう


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■かかし 2003.09.06〜
初めて参加した2003年の勉強会。緊張が体を縛るわ、課題ができず落ち込むわ、一転して思わぬところで光を見て有頂天になるわ。心は明暗の狭間を忙しく行き来し、辻さんの話もどこか上の空でした。ただただヤミクモに走っていたなぁ、というのが正直な感想です。
 とはいえ、収穫はあった。まず「自分は全然何もできていない」ということが分かり、これが一番の収穫。
 それから、今自分がどうやってマシンを操作しているかが分かるセンサーを多数もらったこと。そのセンサーを頼りに、職場の行き帰りでトレーニングに励みましたよ。「腕のかまえ……減速……ホイあっち見てシュパーッ……おっ今セルフステアリングが……」という具合に。まあ、それをママチャリでやってるおじさんの姿は不気味だったかも?
 そして迎えた2004年10月、2度めの勉強会です。テーマは「平常心」。今度こそ辻さんの話をちゃんと受け止めて、それを意識して走りたい。ママチャリ・トレーニングの効果があったか否かも確かめたかった。
 で、結論。2度めの勉強会は、オススメです。初回のように様々な雑念が邪魔することなく、辻さんの話がストレートに入って来る! 2回めの心の余裕が、課題や走りへの集中力を生む!! 結果、中身のさらに濃い2日間になる!!!
 そんな中、2日めのある場所で辻さんのすぐあとを走ったときの充実感はたまらなかった。辻さんに引っ張られて、今まで経験したことのない速さでコーナーをクリアしていく。しかも、そこで自分のバイク操作を、もう一人の自分がチェックしていた。未体験のペースでも心の半分は平静でいられたということか? そんな気がする。
 というわけで、勉強会は2回参加してこそ、より効果的と確信いたしました。さて次は勉強会ACTにしようかな、それとも、もう一度普通の勉強会にしようかな


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■うえっち 2005.08.29
SALIDAのツーリング企画には何度も参加していました。そのたびに思っていたのは『勉強会への参加経験がある人たちは、自分とはどこか走りのリズムが違うな』でした。しかも、その自分とは違うリズムというのは、以前から漠然と『そうなりたい』とイメージしていたものと重なってもいる。これは是非とも勉強会に参加せねば、と思ったのです。
 実際に受講してみると、指導内容は非常にシンプルでした。当たり前のことができているか否か、できないとすればその理由は何か、理にかなった操作をしているか……。理解しやすい、とても単純明快な指導と解説でした。
 ただし、頭では理解しやすいのですが、なかなかイメージどおりには体がついてこないものですね。バイクに乗るのはスポーツである。スポーツはすべからく基本を反復練習にて体に染み込ませることが第一歩だ、努力せねば。
 とはいえ、意識を集中することで、その反復練習はあらゆるシチュエーションで可能でした。日常生活の普通の走行の中でもできたんです。そう気付かせていただいたのは大きな収穫でしたよ。
 それから、辻氏は『間違った操作、理にかなってない操作をすると、恐いと感じる』とおっしゃった。自分もなんとなくそんな気がしていたのですが、なるほど!って感じでした。今まで漠然と『この方法は恐くないな』と思っていたことなどに対し、わかりやす〜い説明により理論的な裏付けがとれた気がしましたね。
 勉強会を終えて日々の生活に戻ると、すでに目の前の道を明らかに以前とは違う捉え方で走る自分がいる。通勤で毎日のように走っている道や曲り角などを、以前とは違う見方で捉えている。自分のバイクライフの可能性が、自分で思っていたよりずっと大きくなりました。いただいた『三つの宝物』を胸に、今まで以上にバイクを楽しみたいと思います


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■とら 2005.06.11
じつは年齢もそこそこいっている拙者、若い方たちと一緒になるであろうことに少々気後れしていたのです。でも、思い切って参加して、しみじみ良かったと思っています。
 拙者くらいの年齢で現役の連中は濃いヤツらが多く、良くも悪くもそれぞれのライディングスタイルが身についてしまっており、なかなか直そうとか人のアドバイスを素直に聞き入れようとか思わない輩が多い(そうじゃない方には失礼)。でもね、みんなけっこうオヤジなっても、もう少しコーナーリングをスムーズで格好良く……なんて思ってたりするんです。そして辻さんも言ってました、「中年はとくに格好良くバイクに乗るベシ」と。まあヘルメットを被ってりゃ年齢などわからないんですけど、脱ぐとすぐバレるからなぁ(笑)。
 勉強会参加のテーマのひとつを拙者は「目線の置き方」としましたが、「指さし目線矯正」はとてもタメになりました。辻さんの腕と指が目線の方向を示す。コーナー入り口での目線はあそこかっ! コーナーに入ってからスッと目線を移動っと、なるほどふむふむ。もちろん秘訣は「なんだこの野郎っ目線」ですよね(笑)。
 それからそれから、辻さんの自由自在、臨機応変なコース設定の巧みさにも感心しました。こんな道知らなかったというワインディングの数々。美味しい道を知ることができ、宿での美味しい食べきれないほどの料理もあり、まさに満腹満腹の2日間でした。
 次の勉強会参加はいつになるか未定ですが、その時まで「不良中年まっしぐら」にバイクライフを楽しんでよ〜っと


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■Rocky 2004.03.27〜
不器用で体力も無いくせに、四十路を目前に何を血迷ったか、突然バイクに乗り始めて半年。街中でもフラフラ、高速道路ではスピードが怖くて80km/hがやっと。まして峠なんて胃が痛くなる。どこへ行っても流れに乗れない。まさに「走る障害物」状態でした。
 某メーカー系の講習会に数回参加したけど、景色も良くないし、同じ場所をぐるぐる回るのが好きになれなかった。上手くなりたいけど、好きでないコトで貴重な休日を潰すのはイヤだった。
 この勉強会も、正直なところ技術面の上達は期待していなかった。普段ソロツーリングばかりなのでたまには他の方とも走りたいな、伊豆は景色がイイしねぇ。参加すれば渋滞しない面白い道を教えてもらえるかも……という不真面目な動機からの参加でした。そのウラには「自分はどうせ上手くなれない」との諦めがあったんですがね。
 とはいえ、実際に申し込むまでは、とても迷った。各自のペースで走れると解説にはあっても、他の参加者に長く待ってもらうのは申し訳ないし、無理して速く走るのはNG。直接辻さんにメールで尋ねて「ゆっくりマイペースで走ってくださいよ」との説明をいただき、やっと申し込んだ次第です。
 当日は、早々に自慢(?)のフラフラ走りを披露。すかさず辻さんが前に出て目線の指差し矯正。怖くないし、いつもよりラクに曲がれる。これはイイ! 辻さんの先導がなくなるとフラフラ走りに逆戻りするけど、何回も繰り返してもらい徐々にリズムがつかめてきた。
 いよいよ峠道の下り。これはとくに苦手なので、恐怖心で全身ガチガチ心臓バクバク。でも、「ワンポイントアドバイス」をもらって辻さんの後ろを走ったら、あら不思議。全然怖くないし、楽しい。ひょっとして、峠は下りのほうが楽しいのかも、と生意気なことを考えるまでになりました。
 個々の技術をどうこう言うレベルではないけれど、バイクが「怖い存在」から「楽しい相棒」に感じられたのは確かで、これは初めての経験。もしかしたら「動く障害物」から脱却できそうな気もして、うれしい大誤算でした。
 ライテクも面白いけれど、休憩時間もたっぷり。景色はキレイだし、宿の食事も美味い。適度にイイカゲン(良い加減?)な雰囲気のうちに、心身ともに心地良い疲れを感じながら全日程が終了。解散が名残り惜しかった。辻さんから3つのお土産をもらい、満足感一杯で帰宅しました。
 その後、ツーリングの楽しみが格段に広がったのは、言うまでもありません。初心者にもお薦めです。


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■イシ 2005.04.23
公道での講習会は、教えていただいたことをすぐに試せるのがいいですね。
 そんな勉強会に参加して気づいたこと。まず、私自身も以前から漠然と、いつも上半身がカチコチだなぁ、とは思ってました。そんな漠然でしかなかった「固さ」が、実際はどこがどうなっているのか、直すにはどうすればいいのかが、すごくリアルにわかったんです。今まではグリップをガチッと握って、ハンドルをガシガシと動かして、バイクの言うことをちっとも聞かずに、自分勝手に走っていた。これからはもっとバイクに優しくしてあげなくては!
 それから、今までは景色を見ながらフラフラ走っていることが多かったんですね。行きたいところがわからなければ、しっかりと前へ進めない……心がソワソワしていると、バイクがそれをすごく感じとりますよね。バイクに乗り続けたいなら、シッカリ意志を持って行きたい方向を見なくちゃいけない、ってことも知ることができてよかったです。
 そのほかにも、いろいろありました。教えていただいたことは、どんな場所をどう走るかに関係なく、どれもたいへん重要ですね。いつも忘れないようにしたいと思います。忘れないで走り続けて、少しずつでもバイクの言うことがわかるようになれるといいな。
 そうそう、お天気がよかったこともあるけれど、とても気持ち良く走れました。ご飯もおいしかったし、さらにさらに夜は思いがけず打ち上げ花火も見られたりで、勉強会にもかかわらず(?)ツーリング気分を満喫してしまいましたっ


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■Miyake 2003.10.04
「つ・じ・つ・か・さ」。ヤフーの検索画面に、こう打ち込んだのが始まりでした。現れたSALIDAのトップページには「安息の待つ入口より、なにかが起こりそうな出口への扉を……」と刺激的なお言葉!
 勉強会への参加は、正直言って迷いました。どっちかというと、何か起こりそうな出口よりは、安息の待つ入口のほうが好きかなぁ〜っ。さらに弱冠47歳の私としては、若い衆に交じって今さらああだこうだ言われるのも嫌だなぁ〜という気持ちもありました。
 でも、バイクに同じ乗るなら安全に、美しく、さらに気持ちよく乗りたいという想いも。少しでもうまくなる可能性があるのであればやってみよう。どうせ泣いても笑っても一度きりの人生。男は度胸と、清水の舞台から飛び降りるつもりで参加申し込みメールを発信したのでした。
 初日の集合場所には、指定時刻の45分も前に着いてしまった。できれば、みんな来なければいいなぁ……そしたら帰っちゃおっと……などと不穏なことを考えながらの待ち時間。まだ清水の舞台の欄干の上で揺れている私。でも皆さん来ました、当たり前。
 結果は「参加して良かった」の一言に尽きます。具体的な指導事項は、以前から知っていたものも多かった。じつは、辻さん著の「ベストライディングの探求」も読んでいました。でも『知っている』のと『経験する』のでは月とスッポン、男と女、兎と亀に醤油とソース。全然違います。
 収穫はいろいろとありましたが、即効的な成果としては、曲がり角で今までより小さく曲がれるようになった。何より、今まで感じていた曲がっているときの居心地の悪さというか、不安感がなくなった。また、狭い坂道でのUターンができたときには、本当に素直に感激しましたっ!
 そして、ご一緒させていただいた方々の声援。いろんな課題を一人ずつ試しているときなど、声に出して言うのではありませんが、皆がその人を励ましているのが肌で感じられました。この経験だけでも、勉強会に参加した甲斐があったかなって思ってます


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■KUDOH 2004.10.16
朝7時。指定時刻の30分前に箱根ターンパイク入り口へ到着し、トイレに入り考えた。
「これからの勉強会、どうなるんだろう? 不安だなあ。2日間でどのくらい学べるんだろう……」。そのうち、遠くからでも光ってみえる辻さんが現れ、勉強会がスタートしたのだった。
 不安は、最初の実技講習が始まったころには、どこかに吹き飛んでいた。もうそれからは、辻さんが教えてくれる一言一言をしっかりと耳で聞き、目で見ることに集中しているうちに、あっという間に2日間が終わっていた。辻さんの教えてくれるヒントはどれも理にかなっていて、頭に体に、すうーっと入ってくる。そのとおりにできたときには、とても気持ちよくライディングしていた。辻さんにはバイクを速く走らせるのではなく、操る楽しさを教わりました。
『勉強』以外でも、食事や休憩時間に対する辻さんの配慮がとても行き届いていて、美味な西伊豆の地のものを食したことも印象深い思い出です。2日めの朝の、富士山を見ながらの散歩とストレッチなど、とても爽快だった。一緒に勉強会に参加した仲間もみんな良い人でした。参加が2回め、3回めという人もいましたが、本当にまた参加したいと思う勉強会です。
 解散後、箱根ターンパイク入り口のトイレに寄る。昨日の朝、ここで不安な気持ちでいたことを思い出す。「ああ、この2日間なんと充実していたんだろう、参加してよかった」と心から思いました


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■banban 2003.05.10
最近、自分のライディングに行き詰まりを感じていました。というのも、今年2003年の正月6日に初乗りをした際、タイヤが冷えていたためスリップダウン。原因が解っていながら、その後コーナリングが恐くなり、交差点の右左折でさえも安心できなくなり、しまいには6年間で6万km近く乗った愛車にさえ不信感を感じるようになってしまいました。
 今回の勉強会でまず感じたことは、『知っている』からといって、自分が『できている』とは限らない、ということです。
 参加するにあたって10年以上前、免許を取ったころに買った『ライディングことはじめ』や、『ベストライディングの探求』を読み返していたので、辻さんがおっしゃることが、あの本のこの部分の話だなとピンときたりするのですが、実際やってみると全然できないのです。
 比較的簡単そうで、自分ではできているつもりだった「目線」でさえも辻さんの指導の下に行うと、もっと奥が深いことが解った。うまくいったときは、それこそ目からウロコ状態。このようなことが勉強会の進行中に何回もありました。
 また、辻さんはコーナリングというものを細かく分解して説明してくれました。それにより自分ができていること、できていないことがハッキリしていきました。たとえできていても、それがどんな意味を持つのかの裏付けがあるのとないのとでは、大違いだと思います。
 そして、教えていただいたひとつひとつの動作を練習していくうちに、不思議なことに、今までのコーナリング中の恐怖感が消えているのに気づきました。これはコーナリングのいろいろな要素を教えていただいたことによって、自分自身のマージンが増したためだと思います。同時に今までの自分がいかに自己流の、ひとつの乗り方に固執していたのかに気づかされました。固執するがゆえ、ちょっとした転倒で自信を失うと、どうしていいか解らなくなってしまったのだと思います。
 2日間でたくさんのヒントをいただきました。そこから正解を導き出すにはまだまだ練習が必要ですが、できるだけベストなライディングに近づけるように、これから頑張っていきたいと思います


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■yoshi 2003.07.12〜
参加したきっかけは、うちの奥さんに「なんかいいライディングスクールはないもんか?」と探していたことでした。
 結論から言うと、(うちの奥さんのように)もともとはバイクなんて全然興味なかったんだけど、何かのきっかけで最近バイクに乗り出したというような、癖があまり付いていないような人にこそ、最も客観的に認められる効果があるのではないだろうか、と思いました。「バイク道を極める!」というような崇高な精神身体修養の場ではなく、楽しく安全にライディングを楽しむのに役に立つエッセンスを教えてもらえる、そういうもっと気楽な場でした。
 自分自身としては「なんか面白そうだから参加してみよう」程度の、特に明確な問題意識はなく参加に至ったのですが、警察や教習所の唱えるライディングの王道なるものにすごく反発意識を持っていたことが、この勉強会を面白そうと思った原因であったように思います。「ライディングの王道は低速バランスにある」という類の信仰が存在すること自体は別にとやかく言うことではないが、それを基盤としてライダーへの公的な教育が構築されていることには納得できなかった。
 巷にあるライディングスクールは、そういうスクールが存在しているということは非常に評価するのだけれど、どうしても従来の呪縛を受けた指導内容になっていて、参加していても、何か修行をしているみたいで、ぜんぜん楽しくないのだった。あれじゃ、せっかくバイクの世界に入ってきた人が「なんだバイクってつまらない……」と出て行きかねない。こういうことにバイクメーカーは、もっと危機意識を持つべきではないか?と思います。
 さてさて、肝心の勉強会の内容ですが、こういう私が「こういうこと(ライダー教育)をもっとやらんといかんのだ!」と納得するものでした。詳しくは、他の方のVoiceを読んでください(笑)。とにかく、移動/レッスン/実技(?)のペース配分が巧みで、退屈することもなく、かつ満腹になりすぎることもなく、夜も楽しく、天気が悪いのも忘れてエンジョイできた2日間でした


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■みぃ 2003.07.12〜
もう、これはいい!って感じです。
 こう見えても、じつはスクールにはけっこう通っています。HMS(Honda Motorcyclist School)とか、グッドライダーズミーティングとか、交通安全教室−二輪向け講習会とか、近くの教習所でやる安全講習会とか……。
 なんせ一昨年にバイクの免許取るまで、バイクはダンナの後ろに1度乗せてもらったことがあるきりで、自分が乗るなんて想像したこともなかった(というか、頭の中の辞書に「バイク=不良の乗り物」って書いてあった)ので、スクールぐらい行かなけりゃ怖くって(というか動く危険物なので)世の中を走れやしない状態だったんですよぉ(汗)。でも、スクールの先生方の涙ぐましいご指導の甲斐あって、この頃は普通に走るぐらいならなんとか……という状態にはなったんですが、どうもツーリングではうまく走れない。
 ちゃんとブレ−キングも習っているんだから大丈夫と自分に言い聞かせても、スクールとはだいぶスピード領域が違うからか、異常なほど車間が空いていないと怖い。ワインディングも、あれだけ細かいところをスクールで曲がっているんだから曲がれないはずはないと思っても、初めのころのツーリングで転んだ後遺症で、曲がってすぐに遅いクルマがいたら転んじゃう……みたいな悪いイメトレで硬くなっちゃう。そういうのはブラインドカーブのないスクールではどうしても直らないんですよね。どうするのがよいんだろうと悩んでいたのでした。
 この勉強会は良いです。皆さんのレベルとだいぶ違うから大丈夫かな……と思ったけれど、辻さんはそれぞれのレベルに合った指導をしてくださるし、わがままな私の性格を理解されてか、オダててくれて良いほうのイメトレに持っていってくださるし ;^_^;  短い間隔で集合をかけ、いろいろなヒントを授けてもらえる形式なので、ペースの違う皆さんとでも一緒に走れた。
 最後にいただいたお土産の3種の神器もさることながら、あたし的には、いろいろな曲がる操作、ラインどりからバイクの停め方、ヘルメットの洗い方まで(笑)教えていただいて、とても勉強になりました。なんとなく恐怖だけだったのが、少し余裕を持って走れるようになったような気がします。ただ、いただいたテーマがいっぱいいっぱいなので、とても吸収しきれない。また、参加したいと思います。
 転んだ後遺症からだいぶ脱却できて、良い感じのイメトレで走れそうな気分になっています。が、ちょっと乗れるようになった頃が一番キケン。なので、気を引き締めて楽しみたいと思う今日この頃です


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■anya 2005.06.11〜
そもそも私は、無類のバイク好きとかに分類される人種ではないのです。自分には何ができるんだろう? といつも問いかけ、そして何かに挑戦している状態の自分に酔っているようなところがあって。バイクに乗り始めたのも、そんな挑戦のひとつだったような。
 発端がそんなだったからか、バイクに乗ることはいつも「挑戦」の域を出ず、あまり「楽しぃ〜〜〜っ!」と感じたことはなかった。むしろ、怖くて怖くて。無意味に過剰に緊張するし、ほかの人と走ったり講習会に参加したりすると、もうイジけちゃう、へこんじゃう。いったい、いつになったら楽しめるんだろう、とまた落ち込んじゃったり……。そんな感じでした。
 で、勉強会はどうだったか、というとですね。
 初日のレクチャーの途中から『これは楽しい!』とスイッチが入った気がしています。つじマジック? お人柄もあるのでしょうが、そのコーチングテクニックとリーダーシップと雰囲気作りの腕前に、まんまと乗せられました。
 本当に楽しかった。レクチャーが進むほど楽しくなってゆき、イジイジつまんないことを考える時間は皆無でした。すごい進歩というか、貴重な時間というか、すばらしい経験になりました。
 メンタル面はともかく、テクニックの向上は???
 これは実際のところ、まだまだ自分自身がどんな動きをもってしてバイクを操縦しているのかを把握できていないうえに、つじさんのアドバイスをオンしているわけで、うまく説明できません。ただ、勉強会に参加する前にはやっていなかったのに、やるようになった、できるようになった、と認識できることはいくつかあります。
 たとえば目線の意識。正しい目線を送れているかどうかは自信がないのですが、そこに意識を持つようになりました。コーナーで1/2/→とタイミングをとって目線を切り替えて曲がっている私(ちゃんと下から睨むようにしているから自分でも笑えます)。つじさんの指差す姿の幻を見ながら。
 また、駐車場などに入るとき、入り口の段差を曲がる前にチェックしている私(いつも段差を踏んでから気づいて、びっくり仰天していました)。同じく駐車場などで、中に入る手前から内部の様子を見渡し、予め停めるところを決めている私。これらは即実践の公道指導ならではの成果です。
 あと、リアブレーキを使うようになりました。今までも使っていなかったはずはないと思うのですが、意識的に、右側の足の裏全体に神経を行き届かせてリヤブレーキをかけたり、リリースしたりするようになりました。今までは踏む/離すの2極しかなかったし、ほぼ無意識に踏みつけていただけでした。もっともっと繊細にやるべきだとは思いますが、とりあえず一歩は踏み出しました。
 そして、全体的に余裕が生まれ、先々を予測したり、予測に基づいてバイクを進めたりするようになりました。それがまた新しい余裕を生んだりしているんでしょうね、きっと。
 ふと我に帰る(?)余裕のようなものもできました。「あっ、いけない目が三角になってる」と気づいて自分を抑えたり、手首や足首がごわごわになる前に体をほぐしたり。
 マイペースのようなものを作りつつあるのかもしれません。だからこそ、楽しくなってきたのかもしれませんね。自分では意識していない部分でもたくさんのものを吸収したはずです


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■快速ヘルパー 2006.06.10〜
四十路を過ぎて大型免許取得。気楽な仲間とのツーリングを重ねるうち、ライテクの必要性と“見た目の重要性”を痛感し、06年6月に初参加しました。引き続き“再教育”を……でも岐阜からの参加はなかなか大変だからなぁ、と躊躇していたのですが、様々な幸運が重なり翌月の勉強会にも参加できました。以下、それぞれの勉強会の感想です。

◎1回目
 駐車場などで指導される内容は、その裏付けを含めて納得し、それなりに習得することができた。というか、改善の手がかりをつかんだという実感はありました。ただ、そこから出発しての移動(本当は実践区間)になると、直前に受けたレクチャー内容の確認も実践もせずに、はしゃいでしまった。伊豆ならではの雄大な景色に酔いしれ、本能のおもむくまま走りまわってしまいました。
◆初回の自己評価>>
テクニック的な改善率は30%。
意識の変化率は10%ぐらいかな?

◎2回目
 開始早々は初回同様に突っ走ってたのですが、睡眠不足と疲れもあり、ユッタリとついていくことに切り替えました。これが、とてもとても良かった! やや衰えつつある脳ミソではありますが、身体のあちこちのセンサーや筋肉とじっくりコミュニケーションをとりながらライディングすると、身体もバイクも沢山の情報を発信しはじめ、それぞれが活き活きと動き始めるのを実感しました。同時に今までの反射に頼った思いつきライディングのイイカゲンさを痛感しました。
 辻師匠の講義自体は前回とあまり変わらないのですが、とても新鮮に深みと広がりをもって聞くことができました。噛めば噛むほど味の出てくるプログラムだと思いました。
◆2回目の自己評価>>
テクニックと意識が、ともにベクトル変化!
量的な比較はできません。いわゆる意識革命ってやつですね。

PS:日々体力の低下と戦う中年ライダーにとって、余分な緊張を解き、身体を効率よく使うことは、安全を確保する重要なテーマです。それに効率のよい走りは“見た目”もいいものです。やっぱりバイクは颯爽と! 格好良く! せめてヘルメットを脱ぐまでは格好いいオジサンでいたいですもんね


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■ 村上@VFR 2006.07.22〜
2年前に大型免許を取得し、リターンライダーとしてVFR800に乗り始めました。が、まともに運転できない。何度か警○庁がやっている講習会に参加し、少しずつ乗れるようになったつもりでも、実際は仲間のツーリングに行くといつも先頭集団を待せてばかりでした。
 そんなおり、VFRメーリングリストで知り合ったメンバーから「サリダは良いよ」と魔法のような囁き。勉強会のことは1年ほど前から気になっていましたが、この囁きに引き込まれ初参加に至ったのです。
 最初の課題では「使用前と使用後」の自分がいて驚きでした。以後、何度かUターンをする機会がありましたが、以前なら100%スイッチバックしていたような場所でも「ひとつ目のコツ」を伝授頂いたお陰で、成功率80%くらいに向上。しかも、できなかったときでも「なぜ」がちゃんと理解できるようになりました。その後も、ひとつひとつの課題をこなしていく中で、今まで自分がいかに「知っているつもり」ライダーであったかを認識できていきました。
 これからずっと、教えて頂いたことを実践していきたいと思っています。少しでも長くバイクライフを楽しむために。次回は景色も楽しみながら受講できれば、などと考えています


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■tanaka 2006.04.22〜
勉強会の存在は以前から知っていた。が、まぁ、そこそこ乗れてるし、宿泊してまでライテクを学ぶのは面倒臭そうだなぁ、などと思っていた。
 一方で、以前から速く走ることには興味があり、雑誌のライテク講座などはよく読んでいたし、ヒザ擦り願望もあった。ところが昨年のツーリングの際、とあるワインディングで地元ライダーらしい3人組にあっさり抜かれた。こちらはR1、向こうは中型や小型だったと思う。情け無かった。
 ツーリングの翌日、BMWのK1200Sに試乗した。いくらでもバンクさせられそうで、転ぶ気がしなかった。速攻でR1から乗り換える。で、ワインディングを攻めてみたが、結果はいつもと同じだった。
 気がつけば41歳。このまま終わっていいのか……そんなとき勉強会のことを思い出した。
 いざ参加してみると、最初は緊張していたが、課題をこなしていくうちに、そんなことは忘れてしまった。というか、そんなことにかまっていられなくなるぐらい、いろいろと考えさせられる。とくに、自分は今まで曲がる方向とは逆に体重移動をしていたのが分かったときは本当にショックだった。
 自分は今まで、どうやってバイクに乗っていたんだろう? どうやってコーナーを曲がっていたのだろう? 今まで何も考えずに漫然と乗っていたことを知った。
 とはいうものの、辻さんから出される課題をこなしていくうちに「お、乗れてるじゃん、いい感じ♪」という場面が何回か登場。しかも怖くない。というか、ごくごく自然に走れるようになっていた。
 勉強会が他の講習会と違うのは、公道が舞台であること。公道を走りながらリアルタイムで指摘してもらえること。これはすごい。指摘が身に付きやすく、頭から(体からも)離れにくい。また、辻さんの長年の経験からだと思うが、走行距離や休憩の設定などが、参加者の集中力が途切れず、体もそんなに疲れない程度の丁度良い配分になってる点も良かった。
 勉強会に参加してからは、自分が今何をしているのか、どうしなければいけないのか、次に何をすべきか、を意識するようになった。参加した翌週、街を走っていて、いつも苦手意識のあったコーナーが、それまでより速く、しかも恐怖感なく曲がれたのは嬉しかった。もちろん、毎回うまく曲がれてるわけではないが、うまく曲がれる確率が以前より格段に上がった。
 辻さんが教えてくれたことは、今思えば、バイク操作の基本中の基本だと思うのだが、自分はそれが全然できていなかった。それを知っただけでも参加した価値があった。だが学んだのは、バイクにうまく乗る技術だけではなかった。安全につながる内容も、いろいろあった。
 今は「ワインディングに行きたい」と素直に思えるようになりました。ヒザを擦りたいという願望はまだあるのですが、それよりも、純粋に「うまく曲がってやろう」と思うようになりました。それと余談ですが、どちらかというと魚が苦手だった自分が「魚も旨い」と思えるようになりました。なんだか自分の世界が広がったような気がしてます


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■リム 2005.03.26
大型スクーターに乗る目的で二輪免許を取得するはずが、教習所のCB400SFに乗っているうちに公道でもっと乗ってみたい気持ちへ。そうして私のバイクライフが始まりました。やがてライディングスクールにも何度か行ったのですが、そこでのレクチャーには公道で使えそうなものが多くはなかった。
 そんなおり、つじさんのサイトで勉強会を見つけ、参加してみることにしたのです。
 参加前は非常にワクワク! でも集合場所に行ってみると、ほかのみなさんのバイクは大型(に見えた)。私はというと、乗ってるのは250ccだし、バイク暦はたった3ヶ月。なんか場違いなところに来てしまったような〜。実際にレクチャーが始まってみれば、最初の課題から、まったく上手くできない。これは……不安でいっぱいになってしまいました。
 ところが、素直につじさんの言われた大変シンプルなアドバイスのとおり操作すると、少しずつ頭で理解していることと体の動きがマッチングしていく。完璧ではないものの、徐々にできていくではないですかっ!
 やがては当初の不安など、どこへやら。次の課題は何? その次は? 次から次へと課題に挑戦する楽しみに変わっていったのです。2日間、様々なカリキュラムをこなしていくうちに、コーナーでの恐怖感が減りブレーキングでの安定感は増し、最初にころに比べて格段に変わっていく自分が分かりました。
 貴重な体験でした。今は、つじさんからいただいた3つのおみやげを大切に、日々実践しております


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■Copse 2005.11.05
加齢とともに、少しでも長く乗り続けるなら今やらなければ、という思いが強くなってきていた。
 辻さんや他の参加者の皆さんと冗談を言い合いながらツーリングして美味しいものを食べて、それで同時に公道スポーツを学べる、そんな雰囲気なら私にもできるかな、という気もした。
 そして参加。
「もう考えないでくれませんか」と過熱した脳が文句を言う。「もう在庫無いですよ」と天狗の鼻倉庫がつぶやく。まったく、勉強会はまだ始まったばかりだというのに。
 自分が今までイメージしてきたことと、その実体が違うことを、いとも簡単に見せつけられる。もっと早く受講していれば……いや、「れば」はやめよう。道を間違えたら戻ればいい。トリップメーターをリセットして、新しい道へ向けスロットルを開けよう。
 次はいつバイクに乗れるのだろう。今はそればかり考えている。本当の荷重移動ができるまで走り続けよう。
 勉強会への参加を迷っていらっしゃる方々へ。どうしても参加できないという事情がない限り、受講を強くお薦めします。それから【辻 司】というのがどんな人物か判らないので不安(笑)という方は、ツーリングパーティーなどに参加してよーく観察してから勉強会に投資する、というのもアリかも知れませんですねぇ〜


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■kitten 2005.03.26
キッカケは、昨年秋に参加させていただいた爆走ツーリングでした。充実のツーリングだった一方で、参加の皆さんの走りを見るにつけ、自分は乗れてない(知ってましたが…)ということを実感。なんかSALIDAの雰囲気はイイカンジということもあり、日頃限界を感じつつある自分の走りに新境地を見出したくなって、いい年こいて勉強会へ参加したのであります。
 想像以上でした。
 目線やら体重移動やらと、まあ良くある話、べつに普通でしょと思っていたことが、できない。つらいもので、今までの乗り方のダメダメ加減が白日の下にさらされます。なるほど、本などで仕入れる情報と、実際にバイクがそう動くというのを目の当たりのするのでは説得力がまったく違います。なんやかやで、とくに自分の場合は、バイクとの対話がいかに不足しているかよくわかりました。
 勉強会の後は、確かに前よりも多くの情報をバイクから受けているような気がします。長年の悪癖はなかなかシブトイですが、いただいたヒントを実践して、ぼちぼち直してまいりたいと思います。
 と、反省点ばかりのようですが、実のところは、好天の中でみっちり伊豆の道を楽しめて美味しい魚も食べて(宿での業界話もいい感じ)、結局はお楽しみのほうが多かったりしたことは秘密だったりします。しかし思うに、技術が未熟な私のような者を引き連れてぶんぶん走りまわらせてくれたりして、運営されるつじさんの負担を考えると、こうした勉強会が存在するとは結構すごいことかも


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■ブナ 2005.03.26〜
絶対に事故は起こせない。だからといってビクビク走りたくない。今よりも、もっと余裕を持って走れるようになれば安全に楽しく走れるんじゃないか。じゃあ一度、勉強会に参加してみよう。っていうので受講しました。
 で、受講中の私なんですが、たとえばUターン。「バイクを傾けなければ倒れませんから」と、つじさんが言う。そうだよなぁ、直立なら倒れないよなぁ、これならできそうだと頭で理解してやってみる。ズズズ……ブスッ! エンストであります。全然できないじゃんっっっ、こんなはずじゃ〜〜〜っ、なぜできんのやぁ〜〜〜っ。頭で理解しても体がついていかない、チクショ〜俺ってこんなに下手だったのね情けないっ。
 しょっぱなから一撃をくらいました。でもまあ、それでよかったのかもしれません。気分を切り替え、次から次へと進むレクチャーにどっぷり浸かっていきました。
 今まで本などで読んでいて分かりにくかったことも、実際にバイクを使い、つじさんから直接ナマの言葉で教えられると、とっても分かりやすいんです。これが素晴らしい。
 勉強会に参加して、確かに自分も変化したのが分かったのですが、それにも増して、一緒に参加された方の走りが見違えるように変わったのを目の当たりにして本当にビックリしました。バイクに乗り始めて間もない方々とも一緒に受講させてもらったのですが、2日めのライディングは、昨日と同じ人とは思えないくらいの変わりようでした。自分自身もそれくらい変わっているといいんですけどね。
「ツーリングの最終目的地は自宅です」。
 つじさんのこの言葉を最後に聞いたとき、勉強会に参加して本当によかったと思いました


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■youmin 1999.10.30〜
今までも、何度か辻さんの講習会には参加していたのですが、遊びにいってる感覚のほうが強く、真剣に身が入ってませんでした。しかし、最近になって勉強会に参加した人たちの走りが見違えるようになるのを何人も見ており、これはボケッとしてられないと、今さらながら、ちゃんと考えねばと思った次第です。
 そして誰かから、辻さんの本を読んで受講するとよくわかると聞き、本も買いました。
 なるほど確かに今まで、なんとなく聞いていて、解るような、解らないような、ハッキリと認識できていなかった部分が少しずつ明確になってきました。
 歳をとっていると、なかなか上手くなるのが遅いようです。けれど、何も解らずに操作しているのと、できないながらも理解できているのとは大違いだと思いました。解っている安心は、安全にもつながると思います。いつまでも向上心を持ちつづけなくっちゃ、ねっ


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■ぽっぷ 1997.06.21〜
参加のきっかけは、やっぱり新しいバイクを購入したことです。バイクがパワーアップ(FZ400→TDM900)したら恐怖心がチラホラと……。
 もっと楽に余裕を持って乗れるようになりたいなぁ〜と思ったのでした。それに、バイクを乗り換えて今さらながら、うまくなりたいという向上心が湧いてきたってこともありましたけど(笑)。
 以前に、勉強会の前身みたいなイベント(ヤマハのYESSウイークエンドラン)に参加したときは、ほんとにお遊びモード。自分がまだバイクを走らせるのに精一杯で、レクチャー内容を理解する余裕がなかった面も多々あったんですけれどね、今考えるとなんてもったいないことをしたのか。
 などと昔を悔やんでも仕方がない。今回は『学びに行くべし』と心に決めての参加でした。
 で、受講してみての感想。
 忘れてたことを思い出したり。以前は理解できなかったことが、なんとなくイメージがつかめたり。勉強会は、やっぱり勉強になりました。いっぱいいっぱい、いろんなヒントをいただきました。今までは、ほんとに何も考えず、意識せずに乗っていた(乗せられてた?)んだなぁ〜と認識した次第です。
 じつのところは、いろんなことが頭の中グシャグシャです。でも『三つの宝物』をはじめとする、いろんなヒントを元に、ひとつひとつ意識をしながら教わったことを理解していきたいと思います。分かって乗ってるのと、分からないで乗ってるのとでは、ずいぶん違いますものね。そこに違いがあると知った2日間でした


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■ハンス 2005.03.26
勉強会を受講するのは初めてだったのですが、その2日間はショックの連続でした。どれくらいのショックかというと、辻さんから出される課題をやってみるたびに「おぉ!」や「あっ!」と思わず声に出すほどの衝撃力。とても喜怒哀楽の激しい2日間(大半は自分に対する怒と哀)でした。
 しかし、最大級の衝撃を受けたのは勉強会終了後に何気なくMotoGPのビデオを観たときでした。世界選手権を争うライダーの誰もが、勉強会で辻さんが言っていたような感じでマシンを抱え込みつつ、スロットルグリップを操作していたのです。さらに、下半身でもマシンホールドも。さらにさらに、目線の送り方も!
 すべてが、勉強会の2日間で私自身が教わったことばかりでした。それに気づいたとき、私は辻さんが教えてくださったバイクの操作方法や考え方の正しさに納得したとともに、辻さんの素晴らしいインストラクションを受講できて、自分にとってはものすごくプラスになったと思います。
 今はまだ、バイクと伴に歩き始めたばかりの私ですが、試行錯誤を繰り返しながら自分のペースで、道を踏み外すことのないように、歩んで行きたいと思います。知識だけが先走る小生意気な私に対して、暖かく接していただき、ありがとうございました


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■相模線 2003.04.26〜
SALIDAの勉強会は、主に私が行きなれている伊豆を舞台に行われています。そのおかげで、いつもと『何が違うのか』がハッキリわかるのが面白い。
 参加者の顔が普通のツーリングとはひと味違った表情なのが、この勉強会のいいところです。かといって、気合を入れて練習! といった感じでもなく、あくまでもバイクとの対話を大事にするレベル。これがいいと思います。
 そんな感じなのでとてもよい雰囲気なんです。目が三角になるでもなく、ダラダラ走るわけでもない。いい意味での緊張感があるツーリングなので、とても気にっています。また参加したいと思います


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■Matuyasu 2004.03.27〜
二度目の勉強会への参加でした。
 もう一度、勉強会に参加した理由は、こういうことです。最初に参加したあと、自分ひとりでツーリングしながら「辻さんの言っていたのは、こういうことなのか!」などと感動したりして乗っていたのですが……。それがはたして安全で理にかなった乗り方なのか、勘違いしていないのか??? 確認したくなりました。それで、辻さんに自分の走りを見てもらいたくなったのです。
 二度目の参加では、辻さんに「前より良くなっていますね」とのお言葉をいただき、嬉しくなってしまいました。前回の状態をちゃんと覚えていてくれていたんですね。
 しかし、当然ながら(?)前回に言われたことがすべてできるようになったわけではなかった。それどころか、自分が気にしていたこと、辻さんに確認してもらおうと思ったことなんかよりも、ずっと大事なことがあったんだなぁと思い出させてもらいました。じつは、それって最初のときに繰り返し言われていたのですがね。どうも私は、ひとりで乗っていると自分のやりたいことが先行してしまい、大事なことを忘れてしまう傾向にあるようです。
 これからも、辻さんに教わった大切な『要点』を最優先に、自分なりに楽しんでいきたいと思います。
 それから。
 相変わらず、魚が美味しかったなぁ〜。今の時期、旬の魚は何なのか、などということも『勉強』してしまいました、はははっ。
 また自分の走りが分からなくなったら、勉強会に行きますのでよろしくお願いします


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■KURA 2003.09.06〜
ツーリングが大好きなのですが、峠道に入るとビビってしまうという欠点をなんとかしたくて勉強会に参加するようになりました。
 03年に一度参加してからは、ツーリングのルートへ意識的にワインディングを組み入れるなど、大きく進歩。でも、もうワンステップ先に進みたいと思うようになり、04年の春、再度の参加となりました。
 二度めの参加でまず感じたのは、初回と違ってアドバイスに対してスムーズに実践できるようになったことです。やはり復習は大切なようです(笑)。初日はお昼過ぎまで雨に降られたのですが、雨の中を走っていると、教えられたことが重要だと気付けます。それなりに雨対策もしてあったので、雨のワインディングもけっこう楽しめました。
 課題を残しつつも、初日の走行は終了。おなじみの宿、PDフライに到着するわけですが、ここでのご馳走が勉強会の醍醐味のひとつ。各種のイベントレポート見れば想像できると思いますが、次の日に差し支えるかも……と思うくらい食べてしまいました。でも次の朝もしっかりご飯をおかわりした記憶があります(笑)。
 2日め。前日の内容を踏まえた上での新しい課題が出されます。そして走ります。なんとなくわかったようなわからないような……といった状態でいたのですが、ここで辻さんのスペシャルサービス! そのおかげなのか、以後は自分でも走りが変わったのがわかりました。
 二度めの参加でスキルアップとともに、自分の欠点もいろいろ見えてきました。初回以上に充実した勉強会で、非常に満足しています。問題といえば仕事中にふと「走りたいっ」と思うようになってしまったことくらいですかね(笑)。今の感覚を忘れないうちに、勉強会ACTへの参加をと企んでおります。
 勉強会は、バイクに乗るにあたっての基礎から、うまく走るためのコツ、さらにはツーリングで役立つ小技集など、もっとバイクを楽しみたい方にオススメです


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■たけちゃん 2003.04.26〜
生まれて初めて行ったツーリングの、わくわくドキドキ気分が蘇りました! そしてほかに参加された皆様と一緒に上達できたように思えて、喜びを共有できたように思えています。学ぶことって何歳になっても、よいなぁ〜!
 昨日までは、バイクをある一方からの側面しか見ていなかった。独学で学んでいたつもりでいたものが一気に崩れ去り、いつもより気持ちよく乗れる自分に気づきました。それから、参加した皆様の走りが良くなっていくのも、自分のことのように喜ぶことができて、自分が人間としても成長できたように感じています。
 人それぞれバイクに対する楽しみ方は千差万別だとは思いますが、知っていてソンではないことの多くを学び、自分としての楽しみ方がより一層深くなり、同時に苦手だった部分が好きになりました。
 見方を変えるだけで、バイク・ワールドが大平原のように広がって、またまた休日はバイク三昧の日々が続くんでしょうかね(笑)。
 バイクの楽しさを教えてくれ、自分のバイクをこころよく私にくれちゃった友人(故人)、何も知らない私にバイクの楽しさを教えてくれたバイク屋さん、バイクの醍醐味を垣間見せ私を中毒患者にさせてくれた辻さんに、深く感謝いたします


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■オーバー7 2003.04.26〜
初めての参加でした。中年でオーバー7の私ですから少々不安もあったのですが、いや〜っ楽しい、爽快、美味しい(ご飯がです)。感激でありました。
 初日はビビッていた私ですが、2日めに辻さんから「バイクとコミュニケーションができるようになってきましたね」との言葉をいただき、小躍りする思いでした。まだ始まったばかりですが「なるほど、これがバイクとのおつき合いなのか」と感じています。知識先行&偏重型の私としては、貴重な経験でした。
 勉強会を受講してからは「三つの教え」を意識して乗っていますよ。それにしても、バイクも「修行」であり「道」であり「哲学」なんだなぁ〜。おっと、また悪い癖が出そうです。バイクはやっぱり体感・実感・快感ですよねっ!


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■BJOKE 2004.08.28〜
目線の重要性を再認識しました。
 分かっているようで、分かっていないことが、とてもよく分かった2日間でした。じつは目線だけじゃないんですけれどね。中でもとくに目線は、本で読んでもなかなかピンとこない部分ではないでしょうか。ほかにも、たとえばスロットルグリップの回し方とか。リヤブレーキなども、今までほとんど使わない走り方をしていましたが、いろいろと使い道があるんだなぁ、と知った次第です。
 などなど、言われてみればどれもごく基本的なことばかりなのですが、目から鱗の連続でした。そこで、また参加しようかと考えているところ。ではでは次にお会いするときにっ


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■Ikemotor 2004.08.28〜
 今回の勉強会では、基本の大切さを学ぶことができました。
 バイクに気持ちよく乗りたいと思い始めたのは、じつは現在乗っているBMWのR1100RSを購入してから。ツアラーとして購入したのに、峠を走ると意外に面白くて、そこからライディングテクニックを考えるようになったのでした。
 さて、つじさんの本を読んでみると「ハンドルグリップはドアノブを掴むように握る……」と書いてある。試してはいたのですが、しかし自分がやっている握り方が正しいのかどうか、独学をしている限り客観的な判断は……。
 そこで勉強会に参加したところ、10年を超えて『基本のキ』をやっと学べた思いでした。ハンドルグリップの握り方ひとつとってみても、そうだった。ほかにもシートへの座り方、基本姿勢の保ち方、目線の配り方……。みんな本に書いてあることばかり。でも、インストラクションを受けることで、本に書いてある本当の意味が分かるようになった思いです。
 峠で一人で練習していても、おそらくダメダメなまま事故を起こしていたと思う。普段から疑問に思っていたことも、今回の勉強会でついに分かったのでした。
 バイクに乗るのが、以前よりもっと楽しくなった。これからは『3つのお土産』を抱えて、新たな気持ちでバイクに乗るつもりです。


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■すんす(大韓民国より来日) 2003.10.04
いかに楽しむかをテーマにしつつ、高い安全マージンを確保し、かつ速く走れるようになりたい……。これが、勉強会での私の目標でした。じゃあ、その目標は達成されたかというと、元が凡才であるゆえ、まだまだ「道遠く峰高い」かな(タメイキ)。
 でもひとつハッキリ言えることは、少なくとも、その目標に向かって前進するための「基本フォーマット」はどうあるべきか、を見つけることには成功したと思っています。今にして思えば、辻さんが私に伝えようとしたものは、小手先のワザなんかではなく、頭のチューニング方法だったのですね。
 おかげで、一般公道でのライディングについての考え方が変わりました。いや正確には「何となく理解してたつもり」のものが、辻さんによって生々しく現実味を帯びてきたというべきかな?
 帰国してから、またいつものように自分のバイクで通勤してますが、流れる景色が今までと違って見えることを確認し、嬉しくなりました。道を走っているときに見える、周りの景色、それに私自身の姿が、これまでは車載カメラからのセワシい映像だったとするなら、勉強会のあとは、空中でホバーリングしてるヘリから眺めるようなマクロ感覚……とでも言いましょうか。そんな感覚になろうと努力する私の姿を自分で見つけて、嬉しくなります。
 もうひとつ、つくづく実感したのが、バイクを操るのは生身の人間であるということ。うまいライダーであっても、けして「人間離れ」したスゴイことをやっているのではない。人間の身体構造や意識を効率よく活かす、素直な動きをしてるだけなのですね。その動きをバイクとどうシンクロさせるか。これもやはり小手先のテクニックではなく、頭のチューニングなんだなぁ〜と思いました


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■青ロク 2003.07.12〜
我慢してきた普通2輪の免許を40歳過ぎてから取得しセローを購入。1年間ほどたって、大型2輪免許を取得。FZS600を今年3月に購入したのですが、慣らし中の4月に転倒骨折してしまいました。技術の未熟さを痛切に感じ、このままではいけないと『勉強会』への参加を思い立ちました。もっとも、正直なところ初心者マークの自分が参加しても、どれほどの効果があるか不安な面もありましたが。
 実際に参加してみると、基本的な、しかし大事なことをわかりやすく指導してもらい、ひとつひとつの操作の意味合いを理解することができました。言われたことを全部やろうとすると、今はまだとてもできませんが、ひとつひとつ普段の走りの中で意識してやっていこうと思います。
 一番印象に残っているのは、辻さんの「自分のレベルや状態に合せてコントロールして走り、少しずつ上達していけば、バイクはずっと楽しむことができる」という言葉です。ずっと楽しみたいと思います


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■さくら 2004.06.12〜
オレって、こんな簡単な操作もまともにできないのか……。
 ライディングスクールではできていたはずなのに、なぜ???
 第1レッスンが始まったばかりの駐車場の一角。そこには平静を装いつつも、ショックに打ちひしがれた私がいました。
 初めての勉強会は、まさに「目からウロコ」のてんこ盛り。「簡単」「できる」と思っていたことができていない、頭で考えるように体が動かない。ないないづくしで脳ミソは終始オーバーヒート。正直なところ、一時は絶望的な気分にもなりました。でも振り返ってみれば、とても多くの課題を発見することができ、濃密で充実したアッという間の2日間でした。参加してよかった〜!
 積み重なっていく課題を抱えつつ、それはそれとして、ツーリングの楽しさを満喫できた。これもまた勉強会の一面でした。初日は曇り空だったものの、2日めはとても気持ちのいい天気で、設定コースの随所に配された見晴らしのいいポイントでは伊豆半島の絶景も堪能。開催直前には台風さえ心配されたのに、結局この2日間で雨が降ることはなかった。「これこそ世に聞こえた辻さんのご威光か」と密かに納得です。休憩時間には、一緒に受講した皆さんからも親身なアドバイスを頂くことができ、かけがえのない収穫となりました。また、魚介類好きの私としましては、食事の時間はいつも極楽気分だったことも付け加えておきます。
 その後の日々は、ご指導いただいたことを思い出しつつ、試行錯誤を楽しんでいます。ペースを落として冷静に、ひとつひとつの操作を組み立てていると、辻さんのアドバイスの真意が少しずつ分かってきたような気が……奥が深いっ!
 持ち帰ってきた、たくさんの課題に対してある程度の目処がついたら、ぜひまた勉強会に参加したい。そして、ツーリングの醍醐味をより気持ちよく安全に味わえるようになりたいと思っています


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■ヒロタ 2003.10.04
今回は友人が参加するというので、私も一緒に行ってみたのでした。
 警察系の講習会にはこれまで数回、行ったことがありました。でも教え方が画一的なうえ、非現実的な面も多くて好きになれなかった。また自分の運転技術に関して「上手い」まではいかなくても、ツーリングや街乗りで不自由なほど下手とも思わなかったので、上手くなるための練習などするよりツーリングしてたほうが楽しいと思ってた。そんなわけで、ここ数年はライテク講習の類には一切参加していませんでした。そんな私が今回、勉強会に参加してみてどうだったか。
 面白かった!
 なかでも、辻さんに目線の問題点を指摘されたのは、自分では予想もしてなかったのでビックリ。そして興味深かったです。今でも目線に関しては、指摘された内容に100%納得はしていないけれど、帰る頃には、不安なく走れるペースが少しだけ速くなった気がしたので、自分でも気付かない部分で多少進歩があったように思います。
 自信がついたところもあった。それは、自分が考えていたライディングの方向性が大筋で間違っていないのを確認できたこと。とはいえ、それが実際にできているかどうかは、ぜんぜん別の問題だということも、この勉強会で実感しました。
 ところで、一般ライダーに対する講習場所は、やっぱり公道に勝るものはないと思いました。公道はクローズドコースに比べて不確定要素に溢れており、開催する側としてはリスクを感じるはず。それを承知で勉強会の開催を決断された辻さんの熱意には、ただただ脱帽です


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■daisanji7 2003.05.10
今まで16年間、バイクに乗ってきました。ライテクに目覚めてから14年くらい、いろいろとやってきました。だから、じつはそれなりに自信があったのですが……。うーん、どこかで狂いが出たのでしょうね。自分では『できているつもり』だったのですが。
 一番の反省点は、ペースを(自ら)上げすぎたこと。とくに初日ですね。教えられたことを意識して、できているか確認しながら走るには、もっとペースを落とさなければなりませんでした。そこで、2日めのゴールドラインでは、思い切りペースを落として、目線とか腕の形とか体重移動というテーマを意識して走ってみました。そしたら、この感じかな? と少しは体感できたと思っています。
 ここまで書いていて、ハッと気づいたのです。普段の仕事にも、とても共通することがあったんですよ。
 私は自動車部品の工場でラジエーターを作る工程にいます。出来高をあげるために、自分をアオって素早く作業をしようとすると、必要な確認事項をおろそかにしがちになる。それがミスにつながり、修正とかで時間がかかり、かえって出来高が上がらないのです。確実な作業で、一定のペースを保つのが、結局は一番効率のいいモノ作りになる。なんか、似ていますよね。
 手足を必死に速く動かすのではなく、ひとつひとつの作業(動作)を意識して、合理的に考えて仕事(ライディング)していく。今さらですが、確認しました。早く上達するにはどうすればいいかが、見えてきた気がします。
 ところで帰路、高速道路のサービスエリアで、愛車にちょっとしたチューニングを施しました。教えていただいた乗り方に合わせ、ブレーキやクラッチのレバー角度を調整したんです。今までよりも、やや下向きになりました。すごく乗りやすくなった。勉強会中にやれば良かったなぁ。
 たくさんのヒントをもらいました。そのひとつひとつを意識して、これから走っていきます


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■八丁堀 2003.04.26〜
今まで、ライテク本を読んだり自分で工夫したり、要は自己流でやってきて、自分ではそれなりにバイク・ライディングができる『つもり』になっていた。それが今回、勉強会に参加したことで、実際には何ができていて、何ができていないかが確認できました。
 そしてこの勉強会では、参加者各人のレベルに合わせて、辻さんが自分の引き出しからベストなもの(レクチャーや課題)を臨機応変に選びだしてくれていたと思います。私みたいに教習所レベルの基本ができてなかった人も(;_;)、私から見ればすでに何でもできていると思える人も、皆それぞれが達成感を持ち帰ったのではないでしょうか。
 2日間のスケジュールですが、結果的に見れば少ない時間で効率良く上達できる内容でした。普段、なかなか練習に行けない人などには、この勉強会はお勧めだと思います。
 ところで、私は3月12〜13日の花見ツーリングにも参加しました。そういう、みんなで楽しく、というのが目的のツーリングも、もちろん素晴らしい。また参加したいと思います。しかし、バイクの操り方を身につけたかったら、明確にそれを目的とした勉強会に行くのが近道ですね。勉強会で知った乗り方を体に染み込ませて自分のものにするため、今度は自分で走りに行くつもりです。
 そうそう、今回はお遊びツーリングではなく勉強会でしたが、とは言え『お宿の楽しみ』(つまり食事やお酒)も大満足! 西伊豆は食べ物がおいしくていいですね


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■Ishihara 2004.11.06
友人が大型バイクに乗っていて、後ろに2度ほど乗せてもらったこともあり、私もせめて普通二輪免許は取りたくなりました。50歳にて合宿制教習所に入所。若い連中に混じって夢中でやりましたよ。一本橋には苦戦したけれど卒検は一回で合格! 嬉しかったですね。
 こうして始まった私のバイクライフ。中古車を乗り継ぎ、今のは3台目です。ますますバイクの楽しさにのめり込んでいく毎日ですが、新たにバイク仲間となった某氏は『勉強会』なるものの受講を強く勧めました。何度か事故を起こし、また我流で走る私を見て、おそらく見かねたのでしょう。考えてみれば免許を取って以来、スクールの類に参加したことはなかった。
 実際に受講してみると、すべてが新しい経験でした。まず勉強会という名称から座学が主体かと思ったら、辻先生が自ら大型バイクを使い、実際にやってみせて、その後に参加者が実際にやるというもの。たとえばフルブレーキングなど、普段はまずやらないことなので、とても参考になりました。
 その他いろいろと学び、実施し、今までやったこともないバイクの使い方を数多く習いました。また、ただ走らせてワインディングを楽しむこと以外に、危険回避の技術やノウハウなども。そして「3つの秘訣」は、常に忘れずにいようと肝に銘じたのです。
 これからはメリハリの効いた安全運転でバイクライフを楽しんで行こう、そういう気持ちにタップリとさせられた勉強会でした。教えていただいたことはノートに書きとめて、ひとつづつ自分のものにしていくつもりです。それから話は違いますけれども、食事が美味しかったし夜の二次会?も楽しかった。また参加しようと思っています


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■Doburoku 2004.10.16〜
バイクは好きだが、乗れてない。私はそんな凡百のライダーのひとりでした。勉強会に参加したのは、こんな自分を変えたいと思ったからです。
 参加を決めた段階で、自分でも「人に言われるまでもなく基礎なんかダメに決まっているだろう」と開き直っていたはずなのですが……。結果は、初日の朝一番から、さらに鼻っ柱をヘシ折られました。「理論だけは分かってる」という自尊心がポッキリ折られた瞬間でした。
 以後、『分かっているつもり』をひっくり返される場面が繰り返されていった。次から次へと。
 参加された方々には、辻さんの著書を読んだ経験のある人も何人かおられた。そうした方も、理論は正しく実行されてこそ経験となる、ということを改めて痛感されていたかと思われます。私もそのひとりでした。
 また辻さんも含め、今回参加された方々の雰囲気から感じる人間としての経験の深さも、三十路の若造にとっては新鮮かつ感慨深いものでした。得られたものは、バイクに関する技だけではなかったと感じています。
 充実した2日間でした。とくに強く印象に残ったのは、『公道スポーツ』という言葉の矛盾を受け入れられる内容であったこと。これが私にとって何よりの満足でした。
追伸:2日間にわたるインストラクションで頂戴いたしましたものにつきましては早速、右に左にブンまわさせていただいております


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■YURA 2003.04.26
一番勉強になったのは、自分の運転のクセがハッキリしたことですね。無意識のうちにコーナーを逆操舵で曲がっていたのを指摘されたときは、ちょっとショックを受けましたが、その後ひとつひとつレッスンをこなしていくうちに、最初にハッキリさせていただいてよかったなあ、と心底思いました。
「自分では○○○をしているつもりで、じつは全然別のことをやっている」。
 その危険性が身にしみました。また、自分が現在行っているのとは別のパターンの操縦方法も教えていただいたおかげで、自分が今、何をしているのかが自覚できるようになりました。
 そんな効果が自分にあったのも、レッスン内容がとてもよく練られていたからだと思います。基礎から応用まで、無理なく流れるように進行し、なおかつ、ひとつの項目ごとにレッスンと実践を繰り返していく形式のおかげで、混乱せずに、ひとつひとつの項目を消化し、頭にたたき込むことができました。
 ところで、個人的なことですが、伊豆・箱根って、ワインディングの宝庫なんだ!って感激しました。恥ずかしながら、今までほとんど行ったことがなかったのです。ひとつひとつ異なる様相を見せるワインディングを次々と走り抜けていくのは、とても爽快でした。今度は地図とにらめっこしながら、自分ひとりで行ってみようと思います。
 ボケボケと失態を見せたりもしてしまいましたが、ほかの参加者もいい方ばかりで、とっても楽しく、そして豊かな収穫を得られた勉強会でした。「3つのポイント」を肝に銘じ、これからも精進しようと考える今日このごろ。機会があれば、また参加したいと思います


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■Saegoo 2003.11.29
勉強会は、期待はずれでもあり、大いに満足でもありました。
 まずは『期待はずれ』から。うまいライダーというのは、私のような素人には分からない何か特別なことをやっているのだと思っていました。勉強会では、そうした特別なテクニックを教えてもらえるのではと、密かに期待していたんです。ところが、教えていただいたのは目線や体重移動といった基本中の基本ばかり。う〜ん、なんか当てが外れた。
 じゃあ、なぜ『大いに満足』だったのか。それは、基本中の基本がいかに重要か、またそれを自分がいかにできていないかが認識できたからです。
 例えば目線。今までもちゃんと進む方向を見ていたつもりでしたが、今考えるとそれは「見る」というより「眺める」という程度のものだったような気がします。そして目線がちゃんと決まれば、バイクは特別なことをしなくてもスーっと自然に曲がっていく。今まで、もっとうまく走りたくてステップへの足の載せ方やら座る位置やらを色々と試行錯誤してきたけど、なんだかずいぶん無駄な努力をしていたような気がします。そういう技術も重要ではあるけれど、それは土台がしっかりできた上での話なのだ、と今は思います。
 今のバイク(YZF−R1)を買って約2ヶ月、なかなか思うように乗れず「分不相応なものを買っちゃったかな」と内心思っていました。でもこれからは、楽しくつき合っていけそうな気がします。大きな収穫がありました


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■センチョー 1998.06.06〜
つじさんのインストラクション企画に参加するのは、今回2003年5月の勉強会で5回目ですが、何回参加しても、そのたびに新しいことを覚えさせてもらっています。今回も、つじさんの著書「ベストライディングの探求」を読んで覚えていたつもりなのにうまくできなかったことを、具体的にどうすればいいのか教えてもらえました。しかも少人数ですから、ひとりひとりをよく観察してアドバイスしてくれています。これにはつくづく感心しました。
 今回とくに印象に残ったのは、たくさんあるコーナリングの方法の中から、教えてくれた2つのテクニックです。いつものことですが、オレの場合は教えてもらっても、そのときはなかなかうまくできません。しかしその後バイクに乗るたびに意識してやってみたら、しばらくしてからマスターできたという技術もあります。今回のレクチャーも反芻して自分のものにしていくつもりです。
 単なる講習会でなく、すばらしいロケーションでのツーリングも兼ねていますから、楽しみながら教えてもらえるのも魅力。業務繁忙期のため、今回はかなり無理して参加しましたが、実り多いものでした。今後もできる限り参加したいと思います


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■部長 1998.09.05〜
今回2003年4月の勉強会は、2年ぶりの辻さんインスト企画への参加でした。その結果、やはりと言うべきか、やってた『つもり』になっていたことを確認できました。
 今まで辻さんの講釈はさんざん聞いてきているが、『知って』そして『分かった』ところまでは行っていて、さらに『できる』のに近いところに居たと本人は思っていた。ところがところが、やっぱりできてはいなかった。分かったというのも怪しくて、分かったつもりになってたようです。とはいっても、2日めの終わりのほうには、少し思い出してきたようで、体が動くようになっていたのは嬉しかったな。
 やはり、漫然とライディングせずに、たまには『辻説法』を思い出し、ツーリングやいろいろな場面のところどころ(全部でやってると疲れてしまいますからね)で、トレーニングをするのが大事だと感じました。どうやったらうまくできるか、そのヒントがいっぱいもらえる勉強会はやっぱり良いものです。
 自分でどうやったらうまくできるか、他の人はどう考えてるんだろう、というような、いつもは考えもしないようなことを、すごく、いろいろと考えることができました。私も歳を重ねるとともに、腹がだぶつき脳みそのシワも薄くなってきているようですので、少しは頭を使ってボケないようにしていきたいと思います。
 次回もまた、参加したいと考えてる。今度は、分かってるつもりではなく、できてるつもりくらいに。そうなっていきたいものです


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■冷麺屋 1997.08.30〜
ツーリング中、辻さんが我々の列の間を行ったり来たりしていた。辻さんが背後に着いたとき、私は気合を入れてステップを擦らんばかりにコーナーに突っ込んで行ったのでした。やがてレクチャーが始まる。辻さんは開口一番、言ったのでした。「皆さんは全員、コーナーでオートバイを倒しすぎです」。
 私は、10代はオフロード漬け。20〜30代はツーリングに明け暮れつつ、日曜などは仲間と峠道で、目を三角にして走りまわっていました。40代になってツアラー的要素のオートバイに乗るようになり、自分の中では「マシンを自在に操れるし、恐怖心もない。そろそろ円熟の境地かな」などと思い始めていた頃だったのに、辻さんの一言はショックでした。
 暑い日でした。汗だくの辻さんは、R1100GSのリアキャリアを掴んで押し歩きながら、少しの入力でリアタイアから旋回していく様を我々に見せました。リアステアやオートバイの持つセルフステア機能って、本で何十回も読んでるし、把握してるつもりでしたが、その実体を目の当たりにしたときの衝撃。私も、ほかの皆さんも、「おおっ〜」と声を上げました。さらに「タンクの上に大きな風船があると思って、それを抱えるようにハンドル操作をしてください」。今思えば、これが全てでした。
 分かっている、やっていると自分では何十年も思っていたのですが、現実のオートバイとそこに関わる人間の仕組みについての、分かりやすい教えに目からウロコでした。
 さらに辻さんは、地面に石コロでコーナ進入ラインを書いたり、危険なシチュエーションなどを多岐に渡って説明したりもしてくれました。レクチャーのあと、それまでより着座位置を1cm前にずらし、腕の形を変えてみてからの、コーナリングの自然なこと、楽しいこと、怖くないこと。三拍子でした。
「儲けた儲けた」と心の中で微笑んだ。スピードは落ちてないのに、マージンがとても高まったのです。疲労も軽減。そして、オートバイがさらに楽しい乗り物になってくれました。これは儲けたというしかないでしょう。辻さんと出会う前の私のセンタースタンドは三角形に削れていました。今では、私のバイクのセンタースタンドは四角いままで、タイヤの端5mmも新品のままです。辻さんからしっかり盗んだマージンが、私のオートバイライフの中盤以降をさらに楽しく息の長いものにしてくれています。
 そう、ライテクという技術に加え、その技術を『どう使うかを考える』ことも教えられたのでした。技術は、使い方次第です。
 楽しいはずのオートバイですが、同時に私たちを悲しみのどん底へ突き落とす凶器にもなります。私の知り合いは一緒に走っていたときの絡み事故で、いまだに裁判で係争中です。ほんの1分前まで笑いあっていた間柄も、瞬間で係争する相手と化してしまう。そんな可能性を少しでも少なくするためには、どんな技術が、技術のどんな使い方が、どんな心構えが必要なのか。ここ数年、たくさんの方々を迎えてツーリング企画を開きつつ、自己責任という言葉の意味を噛み締めています