☆BMWがハスクバーナを買収



 7月24日、BMWジャパンより、オフロードバイクの名門である『ハスクバーナ』ブランドを買収したとのリリースが発信された。今までカジバ社が所有していたブランドだったが、今後はBMWが所有することになる模様だ。
 様々な業界で各ブランドを吸収とか統合とかして企業の巨大化が進んでいるが、二輪業界も例外とはいかないわけか。そしてBMWは昨今、モトラッド=バイク分野において、歴史をかなぐり捨てるかのごとき攻撃的なビジネス展開を行っているが、このニュースに、そこまでやるのか、と驚きを覚える。個人的/感情的/情緒的には、BMWはそういうブランドではなく未来永劫頑固一徹不器用であってほしい気がするのだけれど……時は移ろいゆくものと改めて思う今日このごろである。
 以下に、BMWジャパンより発表されたリリースを、ほぼそのまま掲載する。

*************以下BMWジャパンのリリース***********

BMW Motorradがハスクバーナ・モーターサイクルを買収
2007.07.24

 ミュンヘン発(2007年7月20日): BMWは、世界でも名高いモーターサイクルメーカー、ハスクバーナ・モーターサイクル(Husqvarna Motorcycles)の買収を発表しました。2007年7月19日、イタリアにおいてBMW Motorradのゼネラル・ディレクター、Dr.ヘルベルト・ディエスおよびイタリアの実業家クラウディオ・カスティリオーニ氏の両氏により締結したこの契約は、EUカルテル当局の最終承認が得られ次第、履行されます。なお、両氏の合意により買収金額は未公表となります。
 ニューBMW G650Xシリーズを投入し、軽量かつスポーティーな分野を強化していたBMW Motorradにとって、ハスクバーナ・モーターサイクルの買収は必然的な一歩です。ハスクバーナ・モーターサイクルの買収について、BMW Motorradのゼネラル・ディレクター、Dr. ヘルベルト・ディエスは次のように述べています。
「スポーティーな分野をターゲットとしたハスクバーナモデルによって、我々は我々のコアブランドだけで勝負するよりも、より速く、そしてより効果的にオフロードやスーパーモト、さらには若い世代の顧客層にBMW Motorradの製品範囲を拡大することができます。さらに、この買収により我々はオフロード部門の世界的な販売ネットワークに直接参入することが可能となります」
 今後、BMW Motorradとハスクバーナ・モーターサイクルは、別会社として営業活動を行なう予定です。また、全ての開発、販売、生産、及び従業員は、現在の拠点である北イタリアのヴァレーズ地方に留まる予定です。
 BMW Motorrad同様、ハスクバーナ・モーターサイクルも伝統的かつ世界で最も有名なモーターサイクル・メーカーのひとつです。モーターサイクルの生産は、1903年当初はスウェーデンで行われ、1986年よりイタリアで生産が開始されました。そして今日、同社はスポーティーなオフロード用モーターサイクルの主要メーカーのひとつとなっています。その歴史の中では、ヨーロピアン・チャンピオンシップやワールド・チャンピオンシップのタイトルを含む、数多くの国際レースで勝利を収めています。
 BMW Motorradは、2006年に初めて10万台以上のモーターサイクルを生産および販売しました(生産:103,759台、販売:100,064台)。500cc以上の大型バイクに特化し、BMW Motorradはこのセグメントで最大のヨーロッパメーカーです。2006年、BMW Motorradは税引き前利益6600万ユーロ、収益12億6500万ユーロを達成しました。2006年の全世界の従業員数は、約2,816人です。

 ハスクバーナ・モーターサイクルはイタリアのMV Agusta社の一部で、2006年には125〜610ccのモーターサイクルを約12,000台生産しました。同社は単気筒のスポーティーなオフロードバイクに特化しています。2006年の従業員数は約240人です。

<以上>