☆ホンダが4stライアラーを実戦投入


 5月17日、ホンダより4ストロークエンジンを搭載したトライアルマシンを、トライアル日本GPにスポット参戦させることが発表された。ワークスマシンではあるが、市販を前提に開発されているという。
 他のモーターサイクルスポーツよりも4ストローク化が遅れていたきらいのあるトライアル競技だが、2年後に予定されているレギュレーション変更に向け、具体的な動きが始まったのである。ワークスマシンの常として細かい内容は発表されておらず、アルミフレームに搭載された水冷エンジンにどのような仕掛けがあるのか、いろいろと想像を巡らせたくなるところだ。
 とにかく、世界選手権に通用するポテンシャルを持たせた、新世代4ストロークトライアラーの実戦活動がいよいよ始まった。先頭を切る形で行動を開始したこのホンダに限らず、他メーカーも含め、今後のトライアル界のマシン動向が注目される。
 以下に、ホンダより発表されたリリースをそのまま掲載する。

*************以下ホンダのリリース***********

                               2004年5月17日
新開発の250cc 4ストロークエンジンを搭載した
トライアル競技専用車「RTL250F」を
トライアル世界選手権 ウイダー日本グランプリにスポット参戦
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 Hondaは、5月22日(土)、23日(日)に、栃木県 ツインリンクもてぎで決勝レースが開催される2004 FIMトライアル世界選手権シリーズ第3戦 ウイダー日本グランプリ において、市販を前提に開発を進めている4ストロークエンジンを搭載したトライアル競技専用車 「RTL250F」をテスト的に実戦投入することを決定した。
 この車両は、2006年から4ストローク化が予定されているレギュレーションに先駆けてHondaが独自に開発を進めているもので、高いコンペティション能力と優れた環境性能との高次元での融合を目指している。エンジンは水冷250cc単気筒を搭載し、燃料供給装置にはトライアル車では初めての電子制御燃料噴射装置(Honda Programmed Fuel Injection System = PGM-FI)を採用。
 今回、実戦でのデータ収集を目的として世界選手権ウイダー日本グランプリに以下の体制でテスト的にスポット参戦する。

チーム名:Team HRC*1
ライダー:小川友幸 (おがわ ともゆき) : 2003年全日本トライアル選手権IAS*2ランキング2位
車両:RTL250F

*1:HRC = Honda Racing Corporationの略
*2:IAS = 国際A級スーパー(国内における最高ランクの競技ライセンス区分)

<以上>