☆5月26日 里山散歩2006_1



■里山:集落の近くにあり、かつては薪炭用木材や山菜などを採取していた、人と関わりのふかい森林(大辞林より)。
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 というわけで、里山を散歩するという非常にお気楽な企画をやろうと思います。tsujiがいつも入魂玉車で遊びに行く、気分のいいところが、あちこちにいろいろあるんですよ。市街地や住宅街の脇の「えっ、こんなところに」って場所にも。都心が一望できるビューポイントもいっぱいあります。最近オフ車を購入しオフ走行に目覚めかけているダレソレとか、ダレソレとかダレソレとかの歓迎会でもあるつもり。
 とはいっても、里山はそういう場所ですから、多人数で爆走するとか、モトクロスタイヤで土を掘っくり返すとかなどもってのほか。近所の住人が犬の散歩なんかしてるし、聞きづてに少し遠くからやってきてバードウオッチングとかしてる初老の夫婦がいたりする。
 なので【拓らみ案内】で公募するほどの企画ではない。週末も避けます。ごく物好きが2〜3人来てくれればいいと思っているので、掲示板での誘惑としました。本当の物好きだけで十分に手一杯だから、あえて直前の案内としてもいるのです………………。
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……と、掲示板告知にて参加者を募集したところ『もの好き』が5名もやってきた。想定内が4名、想定外が1名! まあよい、お気楽な企画である。都心から30分圏内のベッドタウンの傍らである、山中で何かが起こってもニケツで脱出すれば済むし、大事となっても救急車を呼べる環境じゃい、ふふふっ。
 しかし、なんだな。集合した輩どもは『里山』をハナからなめておるようだ。これは楽しみじゃぃ!


●巨大ベッドタウンの傍らで


 まずは、分かりやすい都心近郊の高速I.C.で集合し、そこから巨大ベッドタウンの拠点となる電車の駅に向かう。駅から2分も走ると……。


 あらら不思議、すでに完璧田園風景の中に入っているではないか。皆の衆は喜んだのか、唖然としたのか。ここで暫し、のどかな自然環境に浸っていただくとしよう。拙僧は写真撮影、写真撮影写真撮影写真撮影写真撮影写真撮影写真撮影。そうして小道をいくつか通り過ぎてゆくのであったよ御一行様は。


 んで、人ん家の軒先をくぐるようにして竹藪の中に突んだりしつつたどり着いたところが、ここであった。tsuji的にはここで参加者諸氏のオフロード技量をチェックし、この後のルート設定などを再構築する…………という意図があったりしたのだがね。



 んなこたぁ知らない面々は、ここでいかにもお気楽な泥遊びをするのであったとさ。泥遊びというのはあまりにもスケールが小さいのだが、本物の山遊びなど知らぬ面々にはこれでもけっこう楽しかったようだ。まだ拙僧の罠には気付いていないらしい。ふふふっ!


 そこから、またほんのちょっと走ると、こんなにのどかで素晴らしい情景も。とってもお気楽ピクニック気分であります。まだ拙僧の罠には気付いていないらしい。ふふふっ!


●本日のメインディッシュ


 今までのは、ほんの通過点。ただの移動経路である。皆様方に肩の力を抜いていただくための、お気軽気分を構築していただくための設定であります。肩の力を抜かないとテクは発揮できないからね。里山のアクティブさを知らない方々に、まずは里山の本質、気持ちよさだけを堪能していただいた。
 でも、気持ちよさを本当の意味で堪能するには、ちょいとばかり技とヤル気が必要なのである。本日のですね、本番はこれからだよ〜っ!
 と、入っていった、ほんの少し離れたところにある別の里山。道はちゃんとあるので『オフロード』ではない、ちゃんとした(?)オンロードであります。『本当のオフロード』の醍醐味は、もそっと勉強していただいてからお教えしますぜ、うふふっ。



 ちょっとした坂に遭遇する。元々が路面のいいところなのに加え、この日はしばらく雨も降っていなかったので非常に登りやすい。ごく短くて傾斜もたいしたこと全然なぁ〜い、ごく普通の坂なのである。
 なのであるがしかし皆の衆よ『関東ローム層』をナメていなかったかい? トラクション=駆動をかける意識って持っているのかぁ?
 てぇなわけで、上の写真群の状況である。これほどハマってくれるとは拙僧も想定外で歓喜っ!


 んなこたぁ、ど〜でもいいやな。次行くぜ、次。とどんどん進む。皆の衆の顔が、次第に真剣になる。どんどん行く、どんどん進む。進む、進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む進む。


 やがて現れる絶景。都心が丸見えである。このビューポイントは拙僧のお気に入りであるが、じつはけっこう危険な場所だったりする。今後はご案内するのをやめようかなと。ま、人生に終止符を打つには絶好の地点だったりするので気まぐれに飛び降りたい方々には素晴らしいかも<<<んなことやられたら、この場所を走れなくなっちゃうじゃん!
 といった深い思慮もなく、一同はいたく感激していた。喜んでいただいてなによりである。



 さらにガンガン進む。木の根っこって、意外と手強いんだよな。ということを、ここに来て初めて知る面々であった。うふぉふぉ〜ぃ(嬉)トラップ大成功!

 などと要所でドタバタやりつつも、総論的には上の絵のようにのどかな田園風景の中を散策していく。冒険などという世界とはぜんぜん違うのであって、やはり『散歩』である。スーパーカブでだって問題なく走れる。というか、このエリアの畑を見まわりに来るオッサンたちは実際のとこカブでやって来るんだよな。大げさに考えすぎないこと、でもあるけれどカブって素晴らしい。


 いよいよ遊びも終わりに近づいてきた。べつに解散時刻が決まっているわけではなく、本物の山遊びと違って日没前の下山を大前提に帰路を急ぐというほど街までの距離があるわけでもない。ないけれども、あまり根性入れて徹底走行するのは、今回は違う。やはり散歩らしく終わらねば。
 けれども舗装路が近づくとやはり、もちっと遊びたくなるもの。最後の斜面で一同、ちょっとチャレンジ。そう、そこが『本物のオフロード』の入り口でっせ、ほんの入り口だけどな。

 さてさて。
 最後の斜面でお遊びしてから、5分も走ると街の中である。その山際の住宅街にある小洒落たケーキ屋さんでティータイムとした。ケーキを買うと、なんとコーヒーが無料で飲める(歓)。喫茶店(死語か?)ではなく単なるケーキ屋さんではあるが、店の外にはイスやテーブルもある。家路につく前に、ここで一服。
 などという、のどかな一日でありましたとさ。終わりよければすべてヨシ。いや、楽しかった。


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■tsuji@SALIDA てなわけで皆の衆、またいつかどこかで。