☆11月10〜11日 スタディツーリングSP/ウイークエンドラン



 YSP秦野さんが主催し、今年3回開催された日帰りのインストラクションツーリング。その「スタディツーリング」のスペシャル版が開催されました。今回は1泊2日として、インストラクション内容をさらに深めると同時に、バイクの基本の「遊び」もタップリ楽しもうという主旨。イベントのサブタイトルは『ウイークエンドラン』です。懐かしいと思う人もいるでしょうね。
 天候は、つじの企画としては当然の晴れ……とは、今回ばかりは行かなかった。ここまで打率100%だったのになぁ。でもね、雨が降ったのは初日だけ。んで、その分も、というわけじゃなかろうが、翌日はドピーカンの秋晴れ、ほんとにもう超快晴でありました。上のタイトルカットは、それを証明する集合記念写真であーる、どーじゃぁ。あまりの太陽の眩しさにみんなの目がなくなってます、なに? 眩しいのはつじの頭だってか。
 初日は雨でも雨なりに遊んじゃいました。釣りをした人も。夜は飲めや飲めやの大騒ぎ。翌日は朝から、ワインディングの宝庫の伊豆を存分に走りまわったのは当然。もちろん、インストラクションのほうもタップリ。今まで3回やったことの総仕上げ、さらに加えて腰の使い方をテーマにしたレクチャーと実践。そして、それらを体で覚えるタンデムインストラクションは大人気だった。
 てなわけで、タップリ楽しんだ2日間のレポートです。YSP秦野さんのHPはここだっ>>>
http://village.infoweb.ne.jp/~hokusoh/電話=0463-88-3162


●雨は午前中で上がる……はずだった



初日の朝。ジャブジャブと雨が降っても、集合場所の箱根ターンパイク下まで元気にやって来てくれた皆さんでした。天気は西から回復するはずだから、とりあえず出発とターンパイク頂上の大観山まで駆け上がってみれば、雨はほとんど上がり、霧も晴れて、なんと芦ノ湖まで見えるじゃあーーーりませんか。おおーっ、さすがに大明神などと持ち上げられたつじは、みんなの笑顔をパチリ。YSP秦野の栗原社長はとくに嬉しそうに大手を広げてます。と、期待に胸を膨らませて伊豆スカイラインへ向かったら、なんと超激の濃霧で走れたもんじゃない。こういうときは、ドタバタしても無駄。とっとと丹那に降りて、西伊豆は戸田の宿まで下道を通ってまっしぐらに行ってしまいました。これ、大正解だった。


●戸田村でお勉強会???


昼には宿に着き、濡れたものを脱いでリラックス。宿の車など借りて村の食堂で昼食を食べたあとは、宿の大広間でみっちりレクチャー。そして、畳の上で走りのシュミレーション。これは、みんな真剣だったので、写真なしです。ですけどね、勉強ばかりじゃ面白くない。つじにとっては、勝手知ったる戸田村。宿から歩いても行ける距離の、戸田村郷土資料館に希望者をご案内しました。ここは、ぜんぜん洗練されてないけれど、なかなか面白い。まずは、船の歴史の展示コーナーへ。戸田村は洋式の造船技術が日本へ初めて伝えられた由緒ある場所なんですよ。外洋航海が容易な大型船の造船技術が。壊れちゃったロシア船の再建という形だった。はぁーい皆さん勉強になりましたね、って顔でもないか。

今度は同じ資料館の深海魚コーナーへ。なんたって、駿河湾はすんごく深いんですから、水深1500メートルとかです。だから、へんな魚がいっぱい網にかかる。ふむふむ、なるほど、うんうん、ええーっ???

戸田村名物、世界最大の蟹の高足蟹も、もちろん展示されてる、生きているのもいました。こんな蟹とか、わけのわからん巨大魚に海の中で出会ったら怖いだろーなぁー、などと誰かが言ってたが、そんな深いとこ泳げないだろ!


●よーし明日は晴れだ!



資料館を出てみれば、おお、今度は本当に雨が上がってる。海水浴場付近など散策です。宿では、資料館見学をパスした連中が釣りなどやってました。なんたって、宿の前は専用の船着き場なんです。何が釣れたかと言えば、ネンブツダイという猫も食べない小魚、金魚みたいなヤツばっかバケツにいっぱい、なんですけどね、いや楽しそう。さーっ、明日は晴れるぞぅ。


●夕食は豪華、ゴーカだぁ



さあ、いよいよ本日のメインイベント? 夕食です。ここの主人は、お客が食べきれないで困っているのを見るのが趣味らしく、豪華な海の幸が次から次へと出てくる。いつものことなんだけど、どんどん食べないとテーブルの上に料理が置けなくなっちゃう。万が一、食べ切りそうになると、慌てて新しく何かを作る始末です。ま、食べきったことはないんだけどね。写真は、まだオープニングの、ほんの序の口です。宿のHPはここ。 で、そろそろお腹もふくれたころ、栗原社長が赤い顔してタコのようになりながらも、経営者としての責任感(んでもないか?)から、何やら始めた。そう、お約束であります、ビンゴ大会じゃっ!

御協賛各社からの提供品は、Tシャツからウエストバッグ、デイパック、各種の置き時計6個やオールウエザージャケット5着など、豪華絢爛。いや、盛り上がること。食欲に加えて、物欲も旺盛な面々であります。ひとあたり景品が行き渡っても、まだまだあるので、今度はジャンケン大会に変更だぃ。てなわけで、ハズレなしで、なおかつ各自が複数の景品をゲットしご覧のように満足げ。ツーリングしながら、本当のテクニックと安全意識を身に付けようというこの企画の主旨に賛同して景品をご提供いただいた各社様、ありがとうございました。


●スタディツーリングの朝は早い



翌朝は予想どおりのピーカンでした。まずは7時! に宿の玄関前に集合。まだ朝食前で、みんな起き抜け状態です。で、外海の岸にある駐車場まで散歩したら、ストレッチングを開始。美味しいご飯を食べるにも、気持ちよく上手に安全にバイクに乗るにも、体を目覚めさせなくっちゃね。それからまた宿まで歩いて、ここでいきなり、バイクの整備のレクチャーだぁ。基本中の基本、タイヤの空気圧など講釈されて、慌ててチェックする参加者諸氏。空気圧が低いまま乗ってる人って、意外と多い。それじゃハンドリングが素直でなくても当たり前。そういう状態で乗ってると、ハンドルを腕力で押さえる乗り方が体に染みついて、どんどんヘタクソになるぞ。と、つじに説教されて朝からポンプ押しです。それ終わったら、朝ご飯を食べていいからね! んで、ご飯を三杯食べた人もいたとさ。


●いよいよ、お楽しみの始まりぃ



さーて、出発するぞっ。と叫ぶつじのヘルメットの上に、何やら奇妙なものが。そいつは、ビデオ撮影用のCCDカメラだったんですね。参加者の皆さんが走るのを追いかけて、その華麗なる走りの姿をビデオに収めたのでありました。テープは某氏が編集中なので、あとでそのキャプチャー画像でも追加しますかね。

で、宿から戸田峠に駆け上がってみれば、この上天気。雲ひとつない秋晴れです。眼下に見えるは戸田港。そこでもちろん、記念撮影であります。柵から飛び降りるフリしてるのは栗原社長、お茶目であります。


●百の説教よりも、体験、体感



さてさて、参加者をバイクに乗らせて、つじは何やら講釈。タンデム走行での後部ライダーの心得とか、サスペンションの調整方法など述べているのですが、じつはこれ、タンデムインストラクションの前フリだった。そう、これが今回のイベントの肝だったんです。講釈されれば理屈は分かる。でも、理屈だけじゃ、走れない。だから、つじの後部席に乗り一緒に走って「ここで、目線をこうやって移動して、体重移動はこうやって、スロットルはここでこのくらい開けて」と説明を受けながら走る。逆に参加者側から「でも、こんな場合はどうするの?」と問いかけられれれば「それはこうやって」とつじが応える。インターコムがあるので、会話は自由自在です。参加者用に、各サイズのマイク&スピーカー付きヘルメットが完備なのだ。前日は雨でやらなかったけれど、この日だけの実施でも、ひとりあたり30分前後のタンデム走行ができた。2度乗った人もいましたね。

なぁーんてお勉強会ではありますが、その最中にも、タンデムしてない連中はサルビアのお花畑で遊んでたりして。右の隊長さん、まさか○○○してるんじゃないよね?


●絶景の西伊豆海岸を快走また快走



ほんのウオームアップ代わりに戸田峠に登ったあと、戸田村中心部に戻って、そこから海岸線を土肥へと向かう。これがまた素晴らしく楽しいワインディング。走りも楽しいが、景色も最高。途中には写真のような展望場所もあって、ここで皆さんひといき休憩です。で、つじはさらに、タンデムインストラクションを続行。とっても効果的なカリキュラムなんだが、一度にひとりしかできないから、人数分だけ繰り返す。忙しいぞぉ。イントラは体力だ!

土肥で昼食のあとは、さらに南下し黄金崎を訪問。いやいや、雄大な眺めだ。2番目の写真中央に数名いる人間の小さいこと。向こうのほうには、雪をかぶった富士山がポッカリ浮いてます。で、その絶景の下で撮ったのが下の写真。

この写真の別バージョンが、トップのタイトル写真だったんですね。松の木の上に見える海は宇久須湾です。

黄金崎から、またもや山へ駆け上がって西天城高原へ。それもまた、なかなか楽しめるワインディングです。仁科峠のちょっと手前にある「牧場の家」でお茶タイムの図。この日2度目のソフトクリームをほおばる人もいましたとさ。
さらに西伊豆スカイラインを快走し……などなど、夕暮れまでタップリ走りまわったのであーる。遊びに遊んだ2日間だったよな、みんな。おっと、お勉強もしたこと、時々は思い出してちょーだいね。

では、またいつかどこかで。